見納めかな?
勿体ないお化け(笑)
5月にタイヤの割引キャンペーンがあったので、買うだけは買ってあるのですが、交換するにはまだ少し溝も残ってて勿体ないと思ったので、タイヤを減らすために軽くは走ってきました(笑)
出発時点では雲も少なく快晴で、気温もやっとこの時期らしい温度まで上がってきました。この日は出発が遅くなったので、二輪車定率割引利用し道央自動車道路で一気に北上します!
ノンストップ移動し比布PAでトイレ休憩、この日は交通量も少なく走りやすかったので、距離を稼ぎやすかったですね。
お土産
そのまま士別剣淵ICまで乗って国道40号でさらに北上、無料の名寄美深道路も使い到着したのは道の駅びふか、ここではトイレ休憩と水分補給
そして忘れていいけない妻へのお土産を買っていきます。
美深町内にお店を構える”菓子司すぎむら”さんのお菓子ですが、ここ道の駅びふかでも買うことが出来ます。妻はこれが大好物で、トライブ途中によって最初ばら売り(確か1本155円くらい)っを買って車内で食べたら美味しかったらしく、すぐにUターンを命じられ1箱追加で買って帰ったほど(笑)。
まぁここを通過したことを言わなければ問題ないのですが、もし通過/寄ったにも関わらず買って帰らなかったら喧嘩間違いなしです(笑)。まぁ女性は芋栗南京が好きな人が多いですからねぇ。
これで妻への対応は完了、あとは目的の場所までもう少し北上します。
オロロンラインへ
幌延町内で道道972号を左折し日本海側に向かいますが、幌延町に入った辺りか急に気温が下がり、空も灰色の雲に覆われ始めました。涼しいを越して少し寒いくらい。
海まであと2㎞くらいのところに、幌延展望塔があるので寄ってみます
ここは去年オロロンラインを北上し宗谷岬に向かう途中に通過したのですが、今回は時間があったので寄ってみました。
しかしさっきまで雨が降っていたのか、駐車場に巨大な水たまりが・・・
風も強かったので少し怖かったですが頂上に出ると流石に景色が良いです!
遠くにはこれから向かうオトンルイ風力発電所が見えますが、もっと天気が良ければ綺麗だったのに(汗)。
下を見ればXRがポツンと(笑)
オトンルイ風力発電所
オトンルイ風力発電所は丁度1年前にもXRで来ていました。
なぜまた見に来たかというと、現在28基直線距離にして約3.1kmに渡り直線に並んだ巨大な発電用風車で有名ですが、この景色も今年限りとなるようなので見納めに来ました。
まぁこの記事が2019年から出ているので、建て替えになることは多くのライダーが知っているところだと思います。今年はここを見に来るライダーが多くなりそうですね。
そんなわけで
ここで少し天気が回復してきたので、このままオロロンラインを下って帰りたいと思います。
いつもオロロンラインを走るときは、出来るだけ海に近いところを走りたいので、北上するときに使うのですが、オロロンラインを南下するのはバイクでは初めて。
右手に日本海を見ながらのツーリングも悪くないでですね。
とか言ってるうちに留萌市の手前の小平町(こだいらじゃなくて、おびら)手前まで来たら、右手前方の海上から怪しい真っ黒な雲がどんどん近づいてきます。
風も強くなってきたのでセコマで止まって、雨雲レーダーを確認。
めっちゃ降ってるじゃん!慌ててサイドパニアから雨具を取り出し、慌てて着込みます!下はクシタニのエクスプローラージーンズとアルパインスターズの防水ブーツなので上だけでも良かったのですが、せっかくなんで初めて下も履いてみました(笑)
雨具を着てXRに跨ろうとしたら、一気に雨粒が落ちてきました。ほんとギリギリのタイミング。
ゲリラ豪雨のような雨量で、国道も路面に水がどんどん溜まっていき、対向車のトラックの跳ね上げた水しぶきが怖い(汗)
でもPuigのツーリングスクリーンを高い位置に変えておけば、北海道の移動速度ではほとんどヘルメットのシールドに雨が掛かりません。これには助かりました。
雨具
ちなみに僕の雨具はRSタイチのRSR048 DRYMASTERとテムレス(防寒タイプ)です。
まぁレインウエアはもっとすごいのが数多くありますが、コスパを考えれば中々の商品かと。そしてテムレス(笑)。今回は防寒用を持って行っていましたが、プレーンなゴム手のテムレスも持っています。北海道で雨に当たりるときは、かなりの確率で寒いことが多いのであえて防寒にしています。
ただテムレスは湿気を放出できるタダのゴム手なので、防御力は限りなくゼロですので、転倒時のことを考えればバイク用の防水グローブの方が安心ですね(汗)。
さて留萌でさらに海側を通る予定でしたが、どう見ても海側の天気が悪いので、ここは予定を変更し、深川留萌自動車道(無料)で北竜ひまわりICまで行き、そこからは国道275号で南下し小屋まで帰ってきました。
タイヤを減らすために軽く走ってこようと思い、気がづいたら550㎞超、北海道ライダーあるあるですね(笑)
洗車&メンテ
洗車の前にメンテを
前シーズン終了少し前にチェーン清掃&注油はしていましたが、今シーズンも含め1000Kmほど走ったので今日はチェンシコもすることにしました。
まずはクリーナーでほこりや汚れを落としていきますが、これ、ブラシで擦ったりクリーナー吹きかけたりすると、ホイールやスイングアームが汚れたりしますよね。
そこで僕は購入時から、ホームセンターで売ってるウレタン板で飛び散りガードを作って、清掃のときに使っています。
これ、元手は安いし(1枚350円ほど)加工も簡単(ハサミ1つでOKw)、汚れが取れ無くなったら簡単に新しいものに変えれる(作る)ので、かなり便利ですよ(笑)。
洗車
最南端&最西端へのツーリングの翌日、今年度初の有給休暇を取ってありました。いや、正確には個人事業主だし有給休暇という概念は無いのですが、別に休んだからと契約金が下がるわけでもないので実質有給休暇です(笑)。
ハンドルポジションとスクリーンを変更してから初の長距離ツーリングでしたが、ショートレビューでも書いた通り、この組み合わせ僕にはかなりマッチしていることを改めて確認出来ました。
手のひらの痛みは皆無、そしてヘルメットのシールドに対する虫アタックも激減でした。当然、その分シールドは虫アタックだらけですがね(;^_^A
さて、件のPuigのシールドですが
ツーリング中の最高気温が21℃の割には、虫が多かったですね(;^_^A
何時もの通り、手作りフォームノズル(ダイソーの噴霧器プチ改造w)で泡泡にしてからケルヒャーの一番小さい旧型の高圧洗浄機で流していきます。
先ほどクリーナーで清掃したチェーンにも、遠慮なく高圧を吹き付けて流していきます。
あ、僕が使っているWAKO'Sのチェーンルブは水置換のものなので、チェーン自体を水洗いしても問題無いですが、水置換以外のルブを使用してる人は真似したらダメですよ。
ドイツ車だけどイタリア製
そういえば大型車のチェーンってどのくらいで交換するんでしょうね(笑)。
XRはかなりスイングアームが長いので、チェーンの振れ幅も大きく45~50㎜が規定値、1年で8000㎞ほど走りましたが、そんなに伸びてる感じがしないんですよねぇ。
チェンシコしたチェーンの確認していると、何か刻印が
イタリアのレジーナ社のチェーンでした(;^_^A
てっきりWIPPERMANNのチェーンかと期待しましたが違いました(笑)。
ガジェット
そうそう、今回の最南端&最西端ツーリングで、ナビ代わりに使ってるiPhone11proMAXのカメラが壊れました・・・
Appleからは警告が出ていましたが、4気筒だし1年使って問題なかったので、XRでは壊れないと思っていたのですが、洗車して写真撮ろうとしたらピントが合わない時があります。
僕はTOURATECHで販売しているBMW Navigator5、6用のナビクレードルに取り付けるスマホホルダー、MEGE Wireless Chargerを使っていますがダメでした。
カメラ直してもまた壊れるでしょうから、ナビ用というかバイクにマウントする専用のスマホを増設することにしました。
問題はiPhone以外なら壊れないのかというところですが、色々調べた結果カメラの手ブレ防止機能(動画時)が光学式(いわゆる機械式)だと、バイクの振動(主にエンジン)により壊れる(故障する)ようです。
なのでAndroidにすれば問題解消というわけでは無く、Androidかつデジタル手振れ補正のスマホである必要があります。ちなみに光学式手ブレ補正機能は、レンズとセンサーがバネのようなものでマウントされていて、手ブレの振動を吸収するので、画角そのものには影響しませんが、デジタル式はセンサーより小さな画角で撮り、手ブレ補正として画角以外の部分の映像で補正するので、動画の画角が小さくなるという欠点があります。
まぁバイク用ナビとしては全然関係ないので、まったく問題無いです(笑)。
そんなわけで最新モデルが出る直前のOPPO Reno5Aを楽天SIMで運用することにしました。本体は2万5千ほどで新品が手に入るのも魅力です。(現在新型のReno7Aが発売予定です)
ひょんなことからスマホ2台持ちになったので、メインのiPhoneの契約は安いものに変更し、ランニングコストが変わらないようにしました。
液晶は有機ELではない普通の液晶だし、液晶の色味もちょっと気になるところがあるけど、ナビとして使うには防水だし安心して使えるし、カメラ性能そのものは悪くないようなので、必要十分ですね。
ちなみに後日インカムのB+COM SB6XにiPhoneとOPPO Reno5Aの2台をリンクさせました。
これでAndroidのナビ音声、iPhoneに掛かって来た電話&音楽を両方使えますが、ナビの音声が出力されるとデバイスがいちいち切り替わるので、Androidにも音楽データ入れといて、iPhoneは電話のみで使う方が良いかもしれませんね。
四極制覇
北海道四極
新しいタイヤは割引期間中に注文したものの、新車装着タイヤのメッツラーロードテック01の溝も、交換するには少し勿体ない感じなので、もう少し距離を走ってから交換したいのですが、GW後は天気の周期と低温が続いていて全然XRに乗れてませんでした。
とりあえず日帰りでタップリ走れるルートを探していると、必然暖かめの道南方面のルートとなり、それだったら昨年北海道四極のうち北と東(北と東は日本四極でもありますが)は到達しているので、南と西をまとめて行ってくるルートとしました。
風間深志氏が提案したバイクラリーとしてSSTRはあまりにも有名ですが、実はもう一つ
というのがありますよね。
このラリーの中で北海道に特化した
というのがあり、北海道四極はNorthern RallyのWP(ウェイポイント)のうち、本土四極点(10P)のウチ2つ、エリア四極点(6P)の2つにあたります。
僕は今回のツーリングで2年にわたって北海道四極を制覇するわけですが、時間が取れる年になったら、いつかこのラリーにエントリーしたいと思っています(笑)。
出発!
早寝したので目覚ましを掛けてある4時前に目が覚めました。そういうお歳です(笑)。軽く海苔巻きだけ摘まんで小屋に移動、パニアに荷物を押し込みます。今回は温泉道具も持って行きましたが、時間的な関係で温泉には寄れませんでした(;^_^A
天気予報では晴れでしたが札幌市内上空は雲が掛かってました。まずは中山峠を目指し国道230号を走りますが、定山渓あたりで少しだけ小雨がパラっと来たので焦りました(-_-;)
それにしてももう6月中旬だというのに、今年は全然気温が上がりません!中山峠に向け標高が上がるにつれ気温も更に低下・・・寒いのでグリップヒーターを1(最小)~2(中間)(XRは3段階)にして上っていきます。
天気回復!
峠の頂上に近づくにつれ雲は薄くなり、頂上の茶屋まで来ると快晴になっていました。
羊蹄山は少しだけ雲が掛かっていましたが、まだ残雪があり蝦夷富士という呼び名にピッタリな雰囲気になってました。
それにしても寒い・・・
ここから先は最南端迄ずっと快晴が続きました。
さて「道の駅とうや」を少し越えたところで、国道230号から離れ道道285号→道道97号へ入ります。時間的に交通量を少ないので、このまま函館まで一般道で行っても良かったのですが、ここは二輪車定率割引を試してみるため太平洋沿いの国道37号に一度合流しすぐに豊浦ICより道央自動車道に入ります。
折角あの面倒くさい登録画面から、毎月翌月の土日祝の登録を4月からしてきましたが、やっと使うことが出来そうです(笑)
ここから終点大沼公園までは、二輪車定率割引の要件の1つである100㎞以上がギリギリあります(笑)。
普段長距離を走ると、ほとんど止まることなく走り続けてしまうのですが、この日は天気は良いけど比較的気温が低いので、どうしてもトイレ休憩が多くなってしまいます(笑)。中山峠の次に道央自動車道の八雲Pで本日2回目のトイレ休憩。
ここのPからは天気が良いと内浦湾(噴火湾)を挟んで、先ほど横を通り過ぎて来た羊蹄山を見ることが出来ます。
このあたりまで南下してきて、ようやく気温も上がってきました!
お腹減った
この後の工程としては、函館市内でガソリン補給して、ついでに人間のガソリンも補給しようと予定していますが、予定より早く到着しそうで開店前に着いても仕方が無いので少し寄り道をすることにしました。
函館と言えば函館山からの景色が魅力だと思いますが、実は函館山以外にも眺望が良い場所が2か所あります。
1つめは城岱牧場展望台、2つめはきじひき高原 パノラマ展望台です。きじひき高原 パノラマ展望台はクルマでも行ったことが無いので、是非行ってみたかったのですがそれほど時間に余裕がなく、今回は城岱牧場展望台にしました。バイクでは初めて行きますが、何度か行ったことがあるので道も分かります。
時間の割には地元?ライダーたちで賑わっていたので、写真だけ撮って給油と食事に向かいます。
さて函館のグルメと言えば、最近ではやっぱりラッキーピエロですね(笑)。今回は函館市のお隣の北斗市のお店にしました。きっと観光客も少ないでしょうしね。
時間を調整したのでAM10時開店直後に到着しました(笑)。朝4時前に起きて海苔巻きを少し食べただけだったので、もうお腹はペコペコ。
そして予想通りこんな時間から店内で食べるのは僕1人だけの貸し切りでした。それでもお持ち帰りのお客さんは引っ切り無しに来店していて、やっぱり地元の人に愛されてるんだなぁと改めて感じました。
店内で大ぶりなハンバーガーを2つと、たっぷりアイスコーヒーを堪能しながら、今先の工程を確認しました。
ここで折り返しではなく、まだまだ半分より手前なので、小屋まで8時間もかかると出ましたが
北海道あるあるですが、ほとんど信号も無く平均速度が上がるので、予測時間よりかなり早く着くんですよね。
北海道南端
ラッキーピエロを出たら、すぐに函館江差自動車道路(無料)に乗って木古内町まで移動し、そこからは国号228号で海沿いを南下していきます。
ラッキーピエロから70㎞少々で、今回の目的地の一つ目、北海道最南端の白神岬に到着しました。
これで残るは最西端だけとなりました。
日本一危険な神社(笑)
さぁ残る最西端の尾花岬は、このまま国道228号→国号227号→国道229号と日本海沿岸を北上していくのですが、江差町でとりあえず給油しておきます。
この先乙部町(おとべちょう)や瀬棚町(せたなちょう)でもガソリンスタンドはありそうなんですが、日曜日は定休日だったり営業時間が短かったりするので、確実に入れれるところで入れておくのが北海道ツーリングの定番です(笑)。
給油を終えさらに北上していくと、乙部町(おとべちょう)の市街地を過ぎたところで
まぁ手前に迂回路があったので戻って少しだけ山の中を走り、再び海沿いに戻って北上します。
一般的に日本海側を北上してせたな町方面に行こうとすると、国道229号に従って一部山の中を走る方にナビされるのですが、尾花岬はこの国道が迂回している部分、海沿いの道道740号でなければ行けません。
国道から再び道道に入りますが、この国道740号はとこどろころ超絶狭い箇所が何か所かあります(;^_^A まぁバイクなら何の問題も無いですが。
特段海岸線に奇岩がある以外、集落らしい集落もない夜1人で走るには少し寂しい道ですが、その中でも1番のスポットが「太田山神社 本殿」になります。
過去の一度本殿に行く階段を登りましたが、その先が地獄の険しさだったので断念した場所。別名「日本一危険な神社」とも言われています。
気になる人は、ググって調べてみてください(笑)。
写真じゃわかりにくいと思いますが、しょっぱなの階段の傾斜が尋常じゃありません(笑)。階段なのになぜか上からロープが何本か下がってるのが分かりますか?
もうこの時期だと草も伸びで虫も居ますし、マムシやヒグマも怖いので、リベンジするにはやっぱり春先ですね。
北海道最西端(仮)
太田山神社から尾花岬はもう少しです。もう少しというか、実は尾花岬は乗り物や徒歩でも行くことが出来ないんですよ(;^_^A
一番近くの部分が太田トンネルという長めのトンネルの中になります(笑)。さすがにトンネル内は駐停車禁止ですし、仮に交通量が少ないと言ってもこの太田トンネル、中は何度も左右に曲がっていて全然見通しが悪いんです。しかしトンネルの中が左右に何回も曲がるって、日本の技術って凄いんですね。
そんなわけで、安全で最も尾花岬に近い地点というのは、この太田トンネルを北上しトンネルを出たところということになります。
交通量はビックリするくらい少ないですが、とはいえ通行する車両は居るので、停車時・発進時は最新の注意を払いましょう。
さぁこれで昨年の最北端・最東端と合わせ、北海道4極すべてバイクで来たことになります。次のツーリングネタに何か探さないとダメですね(笑)。
本当に8時間かかりました(笑)
あとはひたすらナビに従って日本海沿岸を北上しながら小屋へ戻るだけですが、ここからはずっと曇りで風も強く、気温も13~14℃でちょっと寒い感じが続きました。
岩内町の道の駅でトイレ休憩を済ませたら、国号5号線で稲穂峠を越え、余市町から後志自動車道にで一気の小屋の近くまで移動。
ここは100㎞に満たないので二輪車定率割引の要件を満たせず、普通の二輪料金の休日割引でした。まぁ寒かったし流石に疲れていたのでね。
小屋に着く前にガソリンを満タンにして無事到着。googlemapの予想ピッタリ8時間掛かりました(笑)。
走行距離は約750㎞でした。まぁ宗谷岬日帰りと変わらないくらいの距離ですね。
この日は時間的にも体力的にも洗車をして格納することが出来なかったので、このまま小屋に格納し翌日月曜日は休みを貰っているので、洗車は翌日にすることにして着替えて早々に帰宅しました。
寒くて乗れない (;^_^A
雨男
ディーラーさんのお陰でGWに間に合うように修理してもらったのに、GW中は5/8の1日だけ支笏湖方面に乗ったのが唯一、しかも帰宅直前に雨に当たるという運のなさ(笑)。
その後は前回の菜の花畑を見に行ったくらいで、その時もあと1㎞というところで雨に当たる始末。今年は天気に恵まれてない様です(笑)。
そんなわけで、XRで旅に行くというこのブログのネタが全然稼げません・・・。
天気と言えば
で、雨雲だけが問題ではなく、今年の北海道の6月は気温が全然上がらず┐(´д`)┌
まず最高気温が20℃を越えないのと、最低気温が1桁の日があったりと、気温だけ見ると4月後半くらいな感じです。
合わせて週末だけ天気も悪いとかが連続していて、計画すら立てれない状況です。
ほんとはパニアもそろったのでたくさん走りたいんですけどね(;^_^A
ちなみに6月のこのあたりは良く冷え込むことがあるんですが、これを北海道ではリラ(ライラック)冷えと言いますが、ちょっと今年は寒すぎですね。
一応電熱インナーもありますし、バッテリーから直接電源を取り出すコネクタも付いてるんですが、この装備は出先で急に寒くなった時用装備で、鼻から寒い日に出かけるための装備では無いんですよ(笑)。そもそも歳をとってから寒がりになったようです。
ルートだけ妄想してみる
週末家でゴロゴロしてるのもアレなんで、今年の回ってみたいルートを妄想してみたり(笑)。実は昨年30年振りにバイクにリターンして、自分でも思ったより走りまわったわけですが(約7500㎞)、北海道最北端だけではなく実は最東端に行ってたんですよ。
昨年の7月はまるまる1ヶ月仕事を休んでいたので、最後の方で思い付きの1泊で納沙布岬まで行ってました。
8月に入ってすぐに仕事が忙しくなり、ブログにアップするのを忘れたたま年を跨いでしまってました。(おいw)
こうなると、残る最南端と最西端も行ってみたくなるじゃないですか(笑)。
札幌発で宗谷岬と納沙布岬日帰りは無理ですが、白神岬(南)と尾花岬(西)は頑張れば日帰りできそうな感じです。ちなみに最西端の尾花岬はトンネルで一番近いところを通過することしかできませんが、まぁここを通過したということで到達と判断します。
でgooglemapで何となくルートを引いてみます。
間違った日帰りルートの例その1(笑)
どうせ最南端と最西端に行くなら、いっそのこと全行程海沿いを時計回りに回って行こう!とか「やりがち」ですが、これ日帰りで絶対やってはいけないルートです。
函館に1泊なら全然可能な距離なんですけどねぇ。
一部高速を使ったとしてもほぼ1000㎞になるため、仮に24時間でやると翌日とか死にます(笑)。実はかなり昔、道の駅スタンプラリーのため、時計と逆回りでやったことがありましたが、そのころはまだ若かったので(;^_^A
間違った日帰りルートの例その2
まぁ冷静になって道南恵山方面は外してみるけど、やっぱり積丹の神威岬は外せないと、こちらも欲が出るとやりがちなルート。
冷静に見て日帰り約900㎞です。翌日が休みならば日の出と共に出発し日没後すぐに帰宅するという距離。もちろん給油以外ノンストップが求められます(笑)。
正しい日帰りルートなら
このルートが日帰りするなら一番有力。
日帰り800㎞弱、ギリギリ可能な距離かなと。でもこれやるなら、土曜日か日曜日なら翌日有休ですね (;^_^A
小屋保管ですが住居と離れているため、どうしても当日か翌日には洗車してから保管したいんですよ。1週間とか虫跡付けたままとか落ち着かないんでね。
さて、妄想だけは膨らんでいますが、果たして北海道でまとにバイクが乗れるのはいつになるやら(笑)┐(´д`)┌
ハンドルポジションのデメリットを解消
ハンドルアップによる弊害
バンザイ・モーター・ワークスさんのハンドルポジション調整キットにより、XR乗り出し直後から感じていた手のひらの痛みは解消し、おまけに長時間乗車時のお尻の痛みも解消するという、予想外の一石二鳥となりましたが、上体が起きると致命的ではありませんが他の部分に弊害が(;^_^A
それは上体が起きることで、スクリーンの防風範囲からヘルメットの上部が少し外れるというデメリット。まぁ純正スクリーンもあの大きさで思ったより防風効果が高いとは思っていましたが、北海道のGWですでにシールドが虫だらけ(笑)。
こんなに虫ぶつかったっけ??と考えて、『あっ!(笑)』っと思ったわけです。
バイクは身体で風を感じる乗り物ですが、北海道の短いバイクシーズン中7割近くは、寒いと感じる気温なような気がしてまして、歳をとって寒がりになった身には中々堪えますし、なにより長距離移動中にシールドが汚れるというのは、何とも都合が悪いですしね(;^_^A
純正スクリーンの防風範囲内に収まろうと、背中を丸めて乗るんじゃ根本的な解決策にならないので、ここは素直にスクリーンを交換することにしました。
先輩たちからの情報を生かす(笑)
すでに発売から2年以上経過する2ndGENのS1000XR、徐々に各種パーツもサードパーティーから販売されて、何とか選べるような感じになってきました。
何社か検討しましたが、そこはXR乗りの先輩でもあり、XR関係で一番最初にブックマークさせていただいた、kamarinさんのブログを参考にさせて頂き
同じPuigのスクリーンに交換することにしました。(ブログと動画両方とも参考にさせて頂きましたm(_ _)m)
通販サイトをあちこち見て回りましたが、海外(イタリア?)の通販サイト
Motostormで買うことにしました。とはいえ海外サイトを使うのはiherbでサプリ買う以外使ったことが無いので、ちゃんと届くかちょっとドキドキ(笑)。
若干発送予定よりは遅くなりましたが、無事到着しました!
関税を含めても国内通販サイトより5千円ほどお得でした!
取り付け
えーと、分かりやすい純正との比較などもkamarinさんのブログにありますので、そちらをご参照ください(オイw
取り付けは至って簡単で、工具もトルクスレンチ1つと6角レンチ1つで出来ます。
DIYど素人の僕でも1人で出来たので、きっと誰でも簡単に出来ると思います(笑)。
ただね、仮組してるときに
(。´・ω・)ん?
と思ったのが1点ありました。
こりゃ万力も無いし、ペンチとかプライヤーで挟んで修正しないと・・・あれ?素材が柔らかくて簡単に手で曲がりますよ?(笑)。
ってことで同じような角度に戻して取り付けしました。
効果確認
当然ですが新しいパーツを付けたら、すぐに試したくなりますよね?(笑)
実は天気予報じゃ、午前中はあまり天気が良くないということだったので、午後から天気が回復したら乗ろうかな程度に考えていたのですが、スクリーンを交換してる最中から天気が良い!で、交換しながらどこに行こうか巡らせてました。
まずは、昨年の納車日にも走ったダムの畔を抜けて北上、途中守り神にも挨拶を
このまま道道28を北上、国道451→国号275→道道279→国道12でさらに北上、深川市で道道79に右折し少し山を登ると、戸外炉峠駐車公園に到着。
どこかで聞いたワードじゃないですか?
戸外炉(ととろ)→トトロ・・・・そう
まぁ・・・何となくいろんな問題が起きないか心配ですが、一度は来てみたかったんですよねぇ。
実際は小さな公園があり、そこから見下ろす深川市内の景色がとてもいい場所です。
眼下に銀色に光って見えているのが、水を張った水田になります。このあたりは石狩平野の中でも米どころと言われる地域で、美味しいお米がたくさん採れます。
ちょっと寄り道
このあたりまでで100㎞を越えているので、ここで折り返して戻る予定ですが、ちょっとだけ寄り道。戸外炉峠駐車公園がある深川市とお隣の滝川市は、この季節菜の花が有名なんです。
道道自動車道を走っていると、結構近くに菜の花畑が見えたりするのですが、中々した道で近くまで行くことがありません。
この日は帰るだけですし小回りが利くバイクですから、せっかくなので遠くに見える菜の花畑に向かって名もなき農道に入ってみました。
北海道で花の景色と言えば、富良野・美瑛のラベンダーをはじめとする丘陵を彩る様々な花、滝上町の芝桜などが有名なところですが、この深川市と滝川市の菜の花も、期間は短いですがとても綺麗なんですよ。
時期が合えば、一面に広がる鮮やかな黄色の絨毯を、是非実際に見て頂きたいですね。
しかしながら、ここでも観光客が増えることでの弊害があるようで、至る所に『畑に入らないで!』とお願いする看板がありました。
当然ですが菜の花は観光客に見てもらうために栽培してるのではなく、菜種油を採るため栽培している農作物です。当然植えられているのは農家さんの畑(土地)ですから、映える写真を撮るために無断で入ったり、踏みつけたりして荒らすようなことは絶対に控えて欲しいものです。
畑に入らなくても十分綺麗に見れるところは、何か所もありますので(;^_^A
効果報告
実は小屋に着く直前に本当に一部分だけ強めに雨に当たり、すぐに晴れたので急いで洗車してしまって画像が無いのですが、効果のほどはかなり高いものでした。
(RELIVEの最後の方の迷走は、雨から逃げてましたw)
まだ虫が少ないこの時期の北海道ですが、それでも陽気に誘われた虫がそれなりに飛んでいて、帰宅時にはスクリーンにたくさんの成仏した跡が(;^_^A
しかしながら、ヘルメットのシールドにはほとんど虫が当たってませんでした。当然ですが途中でシールドを清掃することもありませんでした。
僕にとっては、バンザイ・モーター・ワークスさんのハンドルポジション調整キットとPuigのスクリーンの組み合わせは、とても相性が良いと感じました。
ハンドルポジション調整キット【ショートレビュー】
実質初乗り
ディーラーから帰ってきてGWに突入!何らかのコロナ絡みの規制が無いGWって3年振りということで、皆さんも色々走り回ってるのでは無いでしょうか?
本来なら僕もすぐにXRに乗りたかったのですが、友達から3年ぶりに山菜採りのお誘いがありGW初日に山に入ってきました!
何時もの師匠たちのお陰で、山菜採りを始めた若造でも行者ニンニク(アイヌネギ)を大量の収穫(笑)
しかし、久しぶりの山歩きということもあり、下山することにはすでに太ももがイタタタタ(汗)
そこから3日間ほどまともに歩くことも出来ず、ましてソコソコ重量があるXRを支えるのはかなり危険ということで様子見。
天気の関係もあったりで、実際には5月7日(土)に250㎞ほど乗ってきました。
ハンドル位置が変わったことにより
さて、前のブログにも書いた通り、バンザイ・モーター・ワークスさんのハンドルポジション調整キットを取り付けてから初めての長距離(長距離かな?w)。
個人的な感想ですが250㎞ほど走ってみてどう変わったかを書きます。
まず僕と僕のXRのスペックから
S1000XR(プレミアムライン):シート高840mm
僕:身長180㎝、腕は短め・手のひら小さめ
純正のポジションでは100㎞超えるあたりから、手のひらの小指側(外側)が痛くなってきていました。意識的に脇を閉めるようにハンドルを持つと、若干痛みの出が遅くなりますが、不自然なポジションになるので長時間ポジションを維持するのが無理(笑)
きっとハンドルが遠いんだろうなぁ~とは思っていたものの、去年の段階ではワンダーリッヒのハンドルアップキット 20mmしかないけど、垂直方向に20mmアップがどのくらい違いを感じるだろう?と様子見してました。
そして後発のバンザイ・モーター・ワークスさんのキットはハンドルが上方へ30mm手前に20mm移動ということで、写真で比較してみるとその違いが良く分かると思います。
で、実際に走ってみた感じたことは
①ハンドルが手前上方に変わったことでハンドル荷重が減った。
②ハンドルが手前方向に来たことで上体の角度が浅くなって、シートの着座位置も若干後方になった。
結果からすると①の効果により、手のひらの痛みは出なくなりました(・∀・)イイ!!
そして②は予期していませんでしたが、お尻の後方部分にあのXRのシート独特の立ち上がり部分がフィット(笑)。
手のひらより体感的には着座位置が変わった方が良く分かります。
見た目はかなりドMなシート形状のXRですが、見た目ほどお尻は痛くなり難い(プレミアムライン)けど、痛くならない訳ではなかったんですよね(汗)。
しかし、上体が起きたことで腰の角度が起き上がって、結果シートへ接触面積が増えて圧力が分散されて、お尻の痛みが出なくなったようです(250km程度では)。
この結果は、あくまでも僕の個人的な感想(プレミアムライン&僕のスペック)ですので、背中や腰などに痛みが出る人全員に効果があるとは言えませんが、一考の価値はあると思います。
弊害というか(笑)
良いことばかりではない部分も書いときますね。
当然ですが上体が起きることで前方からの風のあたりは強くなります(笑)。基本的にはスクリーン下げて乗っていて、寒い時や虫が多い時、長距離を走るときなどはスクリーンを上げてますが、今のポジションだとスクリーンを上げてる確率高めです。
まぁこっちの方はまた別の方法で解消できると思いますので、全体としては変えて良かったと思っています。
まだまだシーズン始まったばかりですので、さらに長距離を走って行ってからのレビューも書きたいと思っています!
2022 シーズンイン!
でも、その前に
あれだけ降った雪も、ほぼ平年並みの時期に消え去り、あとは気温を見ながら保険の内容をいつ戻すか?って感じでしたが、前回のブログで書いた通り乗り出すにはまず、原因究明&対策が必要ということで、小屋からXRが出庫可能な状態になってから入院…
しばし原因究明を待ちます。
原因判明
数日後ディーラーさんから連絡があり、クーラント漏れの原因はウォーターポンプにあったとのこと。もっと厳密にいうと、XR(第二世代S1000のエンジン共通?)のウォーターポンプは、オイル/ウォーターポンプが一体となったもので、クーラントより実はオイル漏れも起こしていたらしいです(^^;)
そう、オイル漏れと言えば、納車から地味に漏れていたアレです(笑)。最初はオイルフィルターのパッキン、そしてドレンボルトからの滲み、とどめがポンプということになりました。
幸い国内在庫があったので、すぐにオイルパンを剥がし(ポンプはパンの中にあります)新品に交換してもらい、これで完全復活!!!
これだけじゃなかった(笑)
これで機関は完全に復活したようですが、別の問題が発生しました(;^_^A
僕は全然気が付いてなかったのですが、ディーラーさんはドナドナしてる途中で何となく気が付いてたようです。それは、サイドスタンドの曲がりです\(^o^)/オワタ
おそらくS1000系を納車されるとき
「サイドスタンドがアルミで出来てるため、重量を掛けないように気を付けてください!」
と必ず説明されるアレです(笑)
え?当然僕は180㎝85kg程度あるので、乗り込むときは(短い)足を振り上げ、出来るだけサイドスタンドに荷重が掛からないように気を付けてました、いったいどこで・・・
あっ!
そういえば、昨年越冬期間に入ったとき、妻の従兄の子供たち(女性)が来て、跨って遊んでいて、この子らの母親がどこか壊してないかと心配していたとか聞いたような。地震対策として小屋での保管時はローに入れサイドスタンドで立ててあるのですが、大柄なXR(プレミアムライン)ですから、当然乗り込むには左ステップに足を乗せてから、よいしょ!って感じで跨るしかないwww
ここの修理代は妻から出るということでしたので、曲がりが発覚した時点ですぐに部品を発注したのですが・・・・国内在庫が無くて、しかもこんなご時世ですから納期が約3ヶ月くらいとか。まぁXRにはセンタースタンドもあるので、最悪センタースタンドで凌ごうと諦めていたのですが、ディーラーさんが裏技を使ってくれたおかげでサイドスタンドも無事部品交換した状態で納車して頂けました。対応して頂いたディーラーさんにはほんと感謝です。
そして戦闘力アップ
これでようやく今シーズンイン出来ることになりましたが、今年は戦闘力をアップしました。30年ぶりにリターンしのですが、思いのほかすぐに当時の潜在スキル【距離ガバ】が復活し、これからは1泊や途中で温泉♨に浸かったりするツーリングが増えそうなので積載能力をアップさせました(笑)
はい、純正ならでは見た目のバランスの良さが魅力ですが、流石にお高くて納車時には用意できませんでした(笑)。
そこで冬の間ヘソクリを貯め、満を持しての導入となりましたが、年明けのパーツ関係10%セールに合わせ2月中に発注を済ませていました。
それと、僕の記憶ではサイドパニアってセットで20万円超えてたと思うのですが、現在¥176,176(税込み)と当時より3万円ほど安くなってる???ようで、何とか3点セットの購入が出来ました(;^_^A
トップケースのクッションは、妻が将来タンデムするかは分かりませんが、一応付けときました(笑)
こういう準備が整うと、今度は仕事が忙しくて乗れないという法則もありますが、今年も出来るだけたくさん走りたいと思います。