いきなり最北端

天気が良かったので、つい…

6月に入っても余り天気も良くなく、また週末雨かぁ…とか思って大荒れの4日金曜日に天気予報みたら、土日超天気良い予報に変わってた(笑)。

ただ、金曜日は道内あちこち警報が出てたり、倒木などで通行止めがあったりで、南の方は不確定要素が多いので、北に行こうと天気予報確認。

宗谷岬でも最高気温は20℃近いということで、こりゃ行くしかないでしょ!

前回のブログに妄想で計画してた道北日帰りツーリング、距離700㎞超で時間は12時間ほどなので、出来れば日の出(4:00)には小屋を出発したいところだったが、目が覚めたのが4時(汗)。

そこから、いそいそと朝ご飯の準備をして、マンションを出たのが5時、結局小屋を出発したのは5時45分くらいでした┐(´∀`)┌

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寝坊した(笑)

早速ガソリンを入れて国道231号で日本海側を北上。

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日本海が見えてきた(石狩市厚田付近)

朝早いせいか、それとも緊急事態宣言でみなさん自粛中なのか、車もバイクも少なく流れも良かったので、あっという間に雄冬の白銀の滝に到着!

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駐車場は貸し切りでした(笑)

そのまま北上を続け、留萌の道の駅でトイレ休憩し、さらに北上!

遠別で1回目の給油をして、ここから天塩町までは国道232号より、さらに海沿いにある農道に入り、まったり走る。

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エサヌカっぽいけど、電信柱が(汗)遠別の海岸沿いの道

で、天塩町を抜け定番のオトンルイ風力発電所へ。

何度も来てる場所だけど、前回来たのはいつだったかなぁ。バイクで来るのは当然初めて。

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オトンルイ風力発電所

発電所から少しだけオロロンラインを北上し、すぐに道道972号(萌える天北オロロンルート)に入ります。

この辺から若干雲も多くなって来たのですが、それより風がどんどん強くなって大変でした(汗)。XRはそれなりの重量があるので、思ったより振られませんでしたが、中々恐怖を感じるほどの強風、この先の宗谷岬が怖いです…。

で、ショートカットし、稚内空港あたりから宗谷湾に出ましたが、ここも風が強すぎ。ナビに従って白い道へ。

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初めて来た白い道

雲の切れ間を見て、何枚か写真を撮ったのですが、強風でサイドスタンドで立っているXRが倒れないか気が気じゃなかったです。。。

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思ったり走りやすかった

事前情報だと、ホタテの貝殻を砕いて敷いた道なので、ハンドルを取られて走りにくいという意見があったのですが、タイヤの太さなのか重量なのか、そんなに怖い感じはしませんでした。怖いのはむしろ強風の方(-_-;)

ここから宗谷丘陵の一部を横切り、宗谷岬の駐車場に降りて行きました。

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日本先北端

ここもバイクが1台のみでガラガラでしたが、如何せん風が強くて滞在1分で出発(笑)。僕はGT-R時代からの名残で現在もアポラーなので、すぐお隣の出光で燃料補給。

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だいぶ前に自動車で給油してもらった記憶が…

そういえば、こちらの給油所では日本最北端給油証明書なるものが貰えるのをすっかり忘れてました。でも、こういう手作りのものって嬉しいですよね!

本日のメインイベントかな?

さて、この先はオホーツク海沿いを南下するのですが、こちらも強風というか暴風(-_-;)

風向きで潮が飛んでこなかったのがせめてもの救いですが、XRでも何度か斜め走行を強制される場面が。

猿払から国道を離れさらに海沿いに走っていくと、今回のメインイベントの通称エサヌカ線です。

空を覆っていた雲は無くなり、再び青空になったのですが、風は相変わらず。

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初エサヌカは快晴!

エサヌカ線も車・バイクとも遭遇したのが数台レベル。こちらも運よく貸し切りでしたが、バイク倒れないか心配に無しほどの強風は相変わらず。

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倒れなくて良かった(^-^;

この先、浜頓別の道の駅でトイレ休憩、そしてセコマでパンとカフェオレを買って国道275号で南下します。

途中、人気の全くないパーキングにバイクを停めて、縁石に腰を掛けて遅い昼食、さらに南下を続けます。

途中に朱鞠内湖があるので、湖畔で映える写真でも撮ろうとキャンプ場の方に降りていくと…何ということでしょう!キャンプは密にならないと思ってやって来た人たちがごった返して居るではありせんか(笑)。

流石に写真を撮る気にもなれず、下車すらせずにすぐにUターンして手前の展望台へ移動。

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展望台はッガラガラでした(笑)

もう、ここ先はひたすら国道275号を南下し、小屋には何とか18時過ぎ辺りに到着。

フロント周りが虫だらけですが、洗車する体力が残って無かったので、洗車は翌日にすることにして、バイクを格納して帰宅しました(;'∀')

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700㎞走破!

今回はオール一般道での日帰り700㎞の旅となりましたが、さすが北海道約12時間で走ることが出来ました。平均速度につきましては…お察しください(笑)。

それより、今まであまり気にしてなかった燃費なんですが、諸元では16.1km/lということですが、土地柄殆ど止まることもなく流れも速いこともあり、軒並み20km/lを超える燃費となります。残り航続距離はこの平均燃費と残燃料から計算されますので、毎回給油のたびに400㎞を超える数値が表示されます。

これなら宗谷岬も最北端給油所で1回入れるだけで良さそうなのですが、そこは北海道、給油所の営業時間が短いことと、いつ臨時休業になっているかもしれないということで、結果こまめに給油することになり、今回の700㎞の旅では途中3回給油しています(笑)。

今回の旅での会話は、セコマのレジのお兄ちゃんと(もちろんマスクしてます)

『ペコマカードはお持ちですか?』

『いえ、無いでーす』

と各給油所で

『ハイオク満タン、カードで!』

これだけ(笑)。

相変わらずのぼっちツーリングですが、今のご時世にはマッチしてるかな。

体力の限界(笑)

さて、ここまで順調に1日の走行距離を伸ばしてきましたが、安全に集中力を切らさずに走れるのは、恐らくこの辺が限界なのかなと思います(私の現状の体力ではw)。

日本最東端の納沙布岬は往復900㎞となるため、やはり日帰りは難しいかなと思っていますので、道東編は無理に日帰りせずにどこかで宿泊を挟んで、ゆっくり回ってこようと思っています。

そういえばXRで夜間走行まだしたことが無いんですが(;^_^A

日中でも鹿の飛び出しが怖い北海道ですから、出来れば夜間走行を避けたいという気持ちと、標準でLEDフォグが付いてるんだから、一度はその性能も試してみたいという相反する気持ちがあります(笑)。

 北海道を目指すライダーは、一度は目的地にするであろう最北端の地、宗谷岬に思い立ってすぐに行けるのは道民の特権だと思います(笑)。

でも折角北海道に住んでいるのですから、これからもたくさん北海道の景色を届けられたらと思っています。