滝を見に行こう
滝好き
地域は限られますが林道を通らなければ見に行けない滝を、ジムニーで見に行くのが結構好きなんです(笑)。
自然が多い北海道の秘境の滝ってだけで、なんていうかパワーが貰えるような気がするんですが、ま、そういうところなんでガチヒグマテリトリーの中です(´(ェ)`)
そんあ理由で、ジムニーでもあまり1人で山には入らないのですが、先日ツイッターを見てたらリツイートで興味がそそられるとある滝に行ったという記事が目に入りました。
その滝の名前は「山彦の滝」といい、調べると丸瀬布町(まるせっぷちょう)というところにあるらしい。場所を調べると以前、真冬に妻と車で行った丸瀬布温泉の少し上にあるということと、近くに駐車場もあるということなのでバイクでも行きやすいかな?と。
天気予報を見ると調べた次の日の7月16日金曜日、全道的に天気もよく気温も高いというので、早起きできたら行くことにして就寝(-_-)zzz
ぱっと目を覚ましたら4:30、これは行くしか無い!ということで、1人で朝ごはんを食べ準備をして、仕事の妻が目を覚ます前に小屋に移動しました(笑)。
ルート
時間はあるので目的地の滝までは一般道メインで行くことにしました。国道275号から滝川市で国道12号で旭川へ、旭川からは国道40で比布町(ぴっぷちょう)に行き、そこから旭川紋別自動車道(無料)の比布北ICで丸瀬布町まで移動します。その先は時間により目的地とルート考えることにしました。
小屋についてXRを出しましたが、天気予報では札幌でも最高気温が30℃を超すという予報なのに、朝早いとは言え20℃しかない…
装備は上は買ったばかりのWRパーカーとSP8 V3 Airで、下はエクスプローラージーンズとブーツの組み合わせと、先日低温焼けどするんじゃないかと思ったスネ対策は万全(笑)
滝川市までずっとガスってて、気温も上がらず少し寒かったのですが、国道12号に入ったところから一気にガスが取れて快晴になり、気温もどんどん上がって来ました。
旭川市内で1度給油をして国道40号で比布町(ぴっぷ)まで行き、そこから比布北ICより旭川紋別自動車道に乗り、一路丸瀬布ICへ!と行きたいところではありますが、途中の奥白滝ICを出たところにある道の駅で小休止。
「道の駅しらたき」は旭川紋別自動車道で来るのが一番楽というちょっと変わった道の駅。ちなみに旭川紋別自動車道は高速道路ですが無料です(笑)。
さて、なぜ道の駅しらたきで休もうかと思ったかというと、それは標高が高いから。
標高500m以上あるはずだからきっと涼しいだろうと・・・という目論見は見事に外れて
すでに28℃もある(汗)。どおりでトンネルが涼しく感じるわけだ。ちなみにトンネル内は大体20℃くらいまで下がります。
暑かったのですぐに出発して、丸瀬布ICから並走する国道333に降りて、こまめな給油(笑)。でも北海道ではこれが大事!
セルフで給油し店内に清算しにいきお店の人に
「丸瀬布でこんなに暑いのって珍しいのですか?」
「いや、毎年こんな日が結構あるよ(笑)」
ぶっちゃけ丸瀬布町だって、だいたい標高200mくらいのところにあるのに、何たる暑さ・・・たまらず「道の駅まるせっぷ」まで戻り、ソフトクリームで強制冷却(笑)。
写真撮る前に我慢しきれず、少し食べてしまいました(汗)。まぁそのくらい暑い。
道の駅まるせっぷで気温は32℃・・・道産子ライダーにとってはもやは修行です。
ふたたび街中から今度は道道1070号上武利丸瀬布線で山を登っていきます。
この道道1070号を15㎞ほど登って行ったところに、山彦の滝駐車場があります。
さて、駐車場につきましたがこの日は金曜日、平日にこんなところに来る人はそう居ませんね、、、、そんなわけで駐車場は貸し切り。
丸瀬布の町からも150mほど登ってきてるんですが、まったく涼しくない!
まぁ滝まで行けば、水しぶきやマイナスイオンやらで、多少は涼しくなることを期待して装備を脱いでいきますが、Tech-Air 5 エアバッグベストは着ておくことにしました。
本来ならこれから山を登るので、動きずらいしそもそも暑いので、脱いでおきたいところなんですが
まぁ万が一のことを考えたら、着てないよりいいかな?って感じです(笑)。もちろんエアバッグベストだけじゃどうにもなりませんから、クマ鈴とクマ撃退スプレーは持参していたので装備して山に入ります。
いや、しかし、いつも遊びに行く支笏湖近辺の滝は、初手下りから始まるのでいきなり登りは精神的に堪えますね(;^_^A
しかも暑い中、革パン&ブーツですし歩き難いのも手伝って、滝が見える前からこちらの体から汗が滝のように(笑)
滝が近くなると音が聞こえてきますが、やっぱり辺りもひんやりしてきました。
そして
この滝の特徴はというと、滝の裏側に入れるということ!
同じように滝の裏に回れるところは、支笏湖からすぐのところにある七条大滝というのがあります。周りの地形はかなり違いますが、滝の規模からいうと同じくらいの滝です。
まぁすっかり夏なので羽虫も結構多めでしたが、自家製ハッカスプレーのおかげで吸血系は近づいてきません。ハッカスプレー最高です(笑)。
時間があればしばらくここでボーっとしていきたいところですが、ちょっと他にも寄ってみたいところがあったので、早々に撤退!
駐車場まで無事戻ってきたので、またバイクを身に着けて、GoogleMapの案内で道道1070号をさらに登って目指すは留辺蘂町(るべしべ)の国道39号。
そういえば、GoogleMapを使っている人ならわかると思うのですが、ルート検索時に道路状況を反映して検索してくれますよね?ほら、通行止めなら迂回するルートになるとか。
確かに滝の駐車場に来る途中、「この道は留辺蘂まで抜けれません」という怪しい看板はあったのですが、ここはGoogleMapを信じようということで
ま、なんとなくこういう感じじゃないかとは薄々思ってたんであまりショックはありません(笑)。
後日ネットで調べてみたのですが、どうやら近々に通行止めになったわけではなく、何年も前から通年で通行止めになっているようです。確かにセンターラインのひび割れから草生えてたもんなぁ(笑)。
こうなったら仕方がない、気を取り直して再び旭川紋別自動車道で上川層雲峡ICまで戻って国道39号まで出ます。
国号39号を北見方面に上っていき、途中国道237号を右折すると大雪ダム(大雪湖)があります。
さらに進むと、ライダーにも大人気の三国峠展望台に到着。
雲一つない快晴とはいきませんでしたが、まぁまぁの天気なので良しとしましょう(笑)。
名物の松見大橋の写真も撮れたので、そのまま糠平へ向かいます。
さて、あまり時間が無いというか、暗い中をあまり走りたくないので、寄り道はあまりせずに然別湖を目指します。
糠平温泉から道道85号を右折するのですが、鹿追町まで続くこのパールスカイラインの糠平側は、かなりタイトできついコーナーが続きますが、この辺でだいぶ昔の感覚が戻ってきて、怖いというより楽しくなってきました(笑)。
早朝小屋を出発して、ここまでソフトクリーム1個しか食べてないので、ここで遅めの昼食にします。
入ったお店は、鹿追町にあるカントリーパパ。
車つながりで、かれこれ10年近くのお付き合いになります。
いつもは車で伺うのですが、バイクでの来店はこれが初めて。というか去年はコロナの関係で伺えなかったので2年ぶりです。
メニューも豊富でどれも美味しいのですが、この日は人気メニューのピリピリチキンと食後にコーヒーフロート。
カンパパとももう少しお話ししたかったのですが、何といっても食後で16:30。ちょっと途中まで高速乗らないと、エゾシカ天国の日勝峠や樹海ロードを暗い中走ることになるので、道東自動車道の十勝清水ICから夕張ICまで高速で移動。
日没前に夕張に着けたので、ここからはまったり一般道で小屋を目指し、すっかり日が暮れた19:50に無事小屋に到着、今日の工程は約600㎞でした。
夕張から小屋までは初めのナイトライディングとなりましたが、LEDヘッドライト&LEDフォグのお蔭で夜道も安心な視界でした。
以上、山彦の滝を見に行こうツーリングでした。
最後に恒例の今回のルートです(笑)。