M エンジンプロテクターを変更
一応ね、一応
注文の際に、ある程度オプションを付けてました。特にガード系重視で(汗)
そもそも普通のバイク乗るの30年ぶりだし、相手は1000ccで230kgもあるしね。僕が一番最後に乗ってたバイクが88年式GSX-R400で、恐らく車重は180kgも無かったと思いますが、当時のバイクは結構軽かったんですね。
XRの足つきは、プレミアムライン(車高が高い方の840㎜)で踵がギリギリ浮くくらい、恐らくリアショックがこなれて来るか、ブーツなどを履けばギリ踵が付くかなぁって感じ、そうなるとやはり不安なんですよ、立ちごけが(汗)
しかし、純正のM カーボンエンジンプロテクションバーは、フォグランプが付かないし、何と言っても高価!!!いや、エンジンガードに20万は払えません。ということで、エンジンプロテクターというオルタネーター側(左)の下部ガードと、前後のアクスルプロテクターを注文してました。
ありがたいのですが
注文して1ヶ月ほど経ったある日、ディーラーから電話があり、社外だがフォグランプを付けたままに出来るエンジンガードが出たとの情報を頂きました。
さっそくその会社のHPで商品を確認したのですが、良い商品ですが先に注文した
M エンジンプロテクターの取り付け部分ガッツリバッティングするではありませんか!
悩みましたが、ここはM エンジンプロテクターのみで、絶対立ちごけしないという強い意志を持って臨もうと(笑)
え?今から変更できるの?
そして支払いに行った日、お店の方から
『実は例のエンジンガード、しかも限定の黒が手に入りまして・・・』
と、実物が手に入ったようで見せてくれましたが、純正パーツとの取り付け位置がバッティングするので諦めたことを伝えたら
『今からでも純正はキャンセル出来るので、計算しなおしましょうか?』
との悪魔の囁きが(笑)
そんなわけで、R-styleさんのエンジンガード(黒)が付くことになりました!まぁ、なりました!とか言っても実質納車は5ヶ月も先なんですけどね(汗)。
日本だと考えにくいが、ドイツだしねぇ【画像追加】
こういうことって有るようです
さて、入庫までワクワクしながら待っていたわけです。
すでにS1000XRが納車され楽しんでおられる人の動画やらブログやらをサーフィンしながら、自分のバイクが来たらどうしようかなとかね。
ある意味、この期間が一番楽しいのかもしれない(笑)
そんな中、いつも妄想のため開く公式のBMW MotorradのHP、いつものようにS1000XRをモデルから選択し、レッドかグレーかカラーを選ぶわけですが、なぜか2色から3色に(笑)。えぇ入庫を待っている間に、新しいカラー(というかエディションなのか?)が追加になってました。
新色はアクラのスリップオンが付いてたり、チェーンが良いものになってたりと、20万円ほどのプライスアップ。もし仮に契約時にこのカラーが出てたとしても、金額的に全然無理(笑)。そもそもレーシングレッドですら有償で4万5千円もするので、おとなしくグレーにしたくらいですから。あっ、でも有償じゃなくても歳なので、落ち着いたグレーにしてたと思いますけどね(笑)
まぁ、新しいカラーやエディションが追加になるのは、別に日本のバイクだってありますし、そんなに驚きはしなかったのですが・・・
ディーラーの人もビックリ(笑)
でね、入庫したってんで残金持って支払いをしにいって、ついでに自分のXRも確認してこようと。
春まで納車出来ないので、契約済み車両としてそれまでショールームに展示されるらしいのですが、今のところちょっと目立たない場所というか、外れた場所に置いてありました。まぁレッドは試乗車で見ていたのですが、グレーは初見なわけですが・・・
かっちょいい!(笑)ってか何か変なんですが???
一瞬何が変なのか自分でも分からなかったのですが、その違和感はよく見ると分かりました。
これから僕と同じS1000XRが納車される人の車両が同じなのかは明言できませんが、当初発表されあらゆるメディアで取り上げられたXRですが、当初の2カラーともにタンクの上の部分は共通して黒だったんですよ。
今(11/24時点)でも、公式のHP(見積もりの方じゃ無い方ね)で色を選択できる部分があるのですが、そこのレーシングレッドとアイスグレーは、タンクの上部分がいまだに黒です。
しかし、イメージカラーのレーシングレッドのXRの画像が、いたるところで表示される公式HP、よく見てください、タンクの上の黒い部分が全て同色になっているのを!
気づいてた人居るのかな?(笑)。ディーラーの人に聞くと、こういう感じのは良くあるそうです(汗)。良くあるって・・・
例えば小さいところですが、フィラーキャップを止めてるネジの数が減ったり、規格が変わったりとかね。なのでBMWでは部品を注文される人には、車検証の車両番号を聞くことにしてるそうです。
でも、注文時にカラバリに無いのが入庫してくるのって、下手したらこの色ならイラネ!とか言い出す人がいてもおかしくないですよね(笑)。ドイツって会計年度が1月~12月らしいので、このタイミングで変わるってどうなんだろう?今年の4月に出たばかりの車両ですしね。あ、学校年度は8月~7月らしいけど、まさかの発売6ヶ月でカラーが変わるとはねぇ。
僕も最初は違和感があったんですが、まぁ少し見ているうちに慣れましたね(オイw)。
実は360°ビューの画像って、レーシングレッドもアイスグレーも、最初っからこのタンクも同色の画像が使われてたんですよ。最初のうちは
『GCで画像を作ったとき色塗り忘れたな(笑)』
とか思ってたんですが、1度だけYoutubeでタンク同色の車両を見たことがあります。
そのときも
『やっぱり、タンク同色に塗りたい人が居て、自分で塗ったんだろうな』
と思ったんですが、まさか未来の自分の車両のカラーだったとは思いもしませんでしたね(笑)。
そもそもXR自体、現状日本に持ち込まれている数が少ないですし、まして店頭用の車両生産後、10月まで日本向け生産枠がなかったと聞いているので、僕のようにいつ入庫するか分からない状態で注文してる人も少ないでしょうし、ネット上の情報も無いので、逆に僕の車両だけ勢いで同色に塗ってしまっただけなのかもしれませんが(笑)。
注文はした
コロナのバカ!w
お盆休み、妻を連れてバイクの注文に行って来た。妻を連れて行く理由は、契約書上の金額を見せることです。嘘偽り無くね(笑)
で、一通り手続きが終わったとき店員さんから衝撃の一言が!
『実はこの車両は本国ドイツで生産されるのですが、例のコロナの影響でドイツの工場も4月5月と工場が閉鎖され、次回日本向けの生産時期が未定なのです』
とはいえ、一応確約ではないが10月の生産枠に入るのではという事。しかし、日本への輸送の状況までは予測できないそうで、早ければ年内、遅ければ年明けという事もあり得るということで了解を求められました。
僕としては、免許取ることですら棚ぼた的なことだったのに、まして欲しいと思っていた輸入車を買ってもらえるというのは、全然想像していたかったこと。
だから、すぐ乗りたいとか、今乗れないなら他のバイクを探すととか、そういう選択肢が無かったんですよ(笑)なんなら、大型二輪としては来年7月までは初心者扱いなので、別に来年の4月でも7月でも全然問題無いんですよね。
だってさ、もし奇跡的に早く車両が来る、例えば10月中とかね来ちゃっても、ここは北海道札幌市、普通に考えたら寒くて乗るなら完全防寒装備が必要なくらいの時期ですから、そこまでして急いで乗りたいかと言われればNOですね。
さらに、保管場所の問題もある。さすがに自宅マンションの駐輪場にカバー掛けて冬眠させるわけにも行かないしね。保管場所の確保&整備も必要なので、逆に来春まで納車が先送りされることは歓迎すべき状況なんです。
そして入庫
11月の初旬、ディーラーから連絡が入り、入庫予定が11月10日か11日になそうとのこと。まぁ11月納車は無いですから、必要な書類とか残金の用意をしといてねって連絡ですね(笑)
そして11月14(土)、無事入庫したとのことで、3連休中にお店に伺う約束をし、3連休初日、僕は愛車とご対面してきました。
ただね、そこにはお店の人も予想してない事態が待っていたわけです。
実車を見に行く
やっぱり実物見ちゃったらね
8月のお盆休みの少し前、妻を連れてお目当てのバイクを売っているお店に、思い切って行ってみる。
なぜ、”思いきって”が必要かといえば、それは輸入バイクのディーラーだから(笑)
自動車では1度だけ輸入車のお店に行ったことはあるが、それは友達の付き合いで行ったので、気の持ちようが全然違うんですよ。だって今回は自分のことだからね。
妻は誘っても来ないと思っていたけど、予想に反して一緒に見に行くと言い出した。珍しいこともあるもんだと思いながら、ドキドキしながら入店。
お店の人がフレンドリーだったので、意外と緊張せずに話せた(笑)ついこの前大型免許取ったこと、お目当ての車両があることを伝えると、ちょうど試乗車があるから見てみませんかとガレージの方へ。
そこには動画で存在を知り、調べれば調べるほど欲しくなったS1000XR(2020型)がありました。色は赤、もう1色グレーもあるのですが、展示用にあったそのグレーの車両は展示してすぐに売れたそうで、現在ではこの試乗車のみがあるとのこと。
せっかくだからと跨らせてもらうと、シート高の低いバージョンだったこともあり、両足ベッタリ踵まで付くし、何なら膝が曲がるくらい。
もし買うとしたら、標準のシート高の方をお勧めしますと言われました。まぁ買うとしたらね(汗)
エンジンも始動してもらい、エンジン音も聞くことが出来ましたが、初めて間近に聞くリッターバイクの4気筒、迫力がありましたね。そのまま試乗を進められましたが、ヘルメットを持参というか持って無いので、近いうちにヘルメットを購入してから試乗させてもらうことにしました。本来なら店舗の試乗用レンタルヘルメットもあるのですが、新型コロナの影響で現状ヘルメットの貸し出しは出来ない状況となっているようでした。
ショールームへ戻ると、妻は女性の店員さんとなぜか意気投合。僕が戻ると妻に後ろのシートに座ってみたらと勧められ、またガレージへ。
一応僕がシートに座りスタンドを払った状態で、タンデムシートに妻が乗り込みますが、足つきの良いシート高が低いモデルのせいか、バイクを立てた状態で後ろに乗り込まれても、ふらつくようなことも無く安定性がありました。
初めてバイクのタンデムシートに座った妻も、まんざらでも無いようなご様子で・・・。
なぜか妻が乗り気なんですが
実車を見てから数日後、妻から
『あのバイク、幾らくらいするの?』
と価格について聞かれました。これってワンチャン買ってもらえるのか?でも正直に価格を伝えると、あまりの高額のせいで速攻で却下されるかもしれぬ・・・しかし、嘘をついてOKとなっても、いざ支払いの時に困るのは自分だし、ここは正直におおよその乗り出し価格を伝える。
ま、当然口数が減るよね、だって新型ジムニーの新車より高いんだから(笑)あ、ちなみに1つ前の型(JB23W)のジムニーがセカンドカーです。
免許はOKになったけど、流石にバイクを購入するのは無理だろうとは思うけど、せっかく免許取ったんだし、ヘルメットとグローブくらいは準備して、試乗くらいはしていきたいし、その内レンタルバイクを借りることになると思うので、ある程度の装備は必要だしね。
後日、ヘルメットを注文し取りに行った足でそのまま店舗に行き、S1000XRの試乗をさせてもらいました。30年振りのバイクで公道走るのが、初大型バイクでしかも1000cc、さらに輸入車とあってかなり緊張しましたが、実際少し走り出してみると、これが思ってたより凄く乗りやすいんです。ほんとに1000ccもあるのか?ってくらい。
試乗後見積もりだけ貰って帰宅、一応妻に試乗してきたことと見積書を見せておきました。
理由はわからんが断る理由は無い
そしてさらに数日後、妻からこんな提案が
『バイク代200は出してあげるけど、残りは自分で払うなら出しても良いよ』
え?あれだけ反対してきたバイクの免許を取らせてくれた上、バイクの購入も許してくれるだと?さらにかなりの部分を家計負担でOKだと?
『もしかして俺、病気か何かで寿命短いの?』
えぇ、本当に真顔で聞きましたよ。だって理由がわかんないんだもん(笑)でも、kと断る理由はこちらに無いので、ありがたく提案の受けて注文をしてきました。
教習所はストレート
昔取った杵柄?
さて教習所には3月中に申し込みに行って入校式を受けてきたのだが、3月とはいえそこは北海道、雪が溶けたと言っても寒いんですよ(汗)
そんなわけで4月の中旬から教習開始としました。それでもまだ少し寒いですけどね。リーマンショックの時、フリーのエンジニアだった俺は全然仕事が見つからず、12月~3月だけ、郵便局で季節労働者として働いたことがあり、その時90ccのカブで郵便を配達したくらいしかバイクに乗るのは久しぶり。
クラッチ付きのバイクとしては、実に30年ぶりのバイクという事になります。しかも初めての大型。身長は180㎝でこの年代にしては恵まれているため、教習者のNC750Lも別段大きく感じませんでしたよ。でも、最初は重さをそれなりに感じたかな。
そういえば、教習車にはハーレーの883ってのも選べるって、教習所のパンフレットに書いてあったけど、卒業まで1度も見かけることは無かった(笑)。
そんで、教習の方は思ったより順調というか、身体が覚えてましたね。一応ストレートで卒業でした。が、途中例のコロナの影響で教習所が休みになったり、6月に母が亡くなったりで、卒業したのは7月中旬でした。
そうだ!大型二輪免許取りに行こう!
リターンの神様はある日突然に
確かに最近Youtubeを見ていると、『あなたにおすすめの動画』ってところに、バイク関係の動画が良く表示されるようになった。心当たりはある、人気の動画で紹介されていたモトブログをクリックしたからだ。
妻と出会うまでは、原付バイクレース、バイク便など、何かと生活の中にバイクがあったが、妻のバイク猛反対により疎遠になっていた。
専門学校を卒業以来、ずっと関東で働いていたが、その職種が嫌になり北海道に戻ってきて自動車の免許も取ったことと、北海道では実質1年の半分ほどしかバイクに乗れないということもあり、歳を重ねるごとにバイクから心も遠ざかって行った。
そして銀婚式を過ぎたいま、バイクの動画を新鮮な気持ちで見ていた。
『最近のバイクってこんなに進化してるんだな』
『バイクのデザイン自体が昔とはだいぶ変わっているんだな』
もともと、機械に興味があったので、すぐに最新バイクの技術を調べるようになる。調べれば調べるほど興味が湧いてくる。
『歳は取ったけど今ならもう一度バイクに乗れるかもしれない』
決してバイクに乗るためではなく、健康と趣味のため約20kg近くのダイエットにも成功し、50肩のリハビリのため筋トレも続けてきた。そこに最新のバイクに搭載される数々の安全機能。
あるバイクの動画を見ながら、ふと妻にこう漏らしていた。
『自分のお小遣いで、大型バイクの免許取りに行っていい?』
実はこの言葉、15年前に一度言ったことがある。それは当時の会社の部下のお兄さんが務める自動車学校(僕の家に近く)で大型二輪免許の取得が出来るようになり、ほんの少しだけど割引があるというとき。その時はまだバイクに乗れるならという気持ちが結構大きかったと思う。が、妻の答えは『NO!』。
そもそもバイクに乗らないのに、免許必要ないでしょう?とのこと。確かにごもっとも(汗)
今回はどうしてもバイクに乗りたいという気持ちからではなく、乗れるとしたら今(の体型と体力)だし、ダメ元という感じで動画を見ながら呟くように出た言葉
『いいよ!』
えっ?聞き間違い?それとも何か言い間違えた?
『え?本当に免許取りに行って良いの?』
『別に自分のお小遣いだし、良いんじゃない?』
いや、前回は同じ言い回しで、ダメって言われたんですけどぉー、バイクも乗らないのに免許取っても意味がないでしょって言われたんですけどぉー。
きっとあれだ、マンションのローンも予定より10年早く完済したし、ここでもし俺がバイクで死んでも、保険金が入って生活に困らないとの判断なのか?
まぁ理由は何でもいい、妻の気が変わらないうちに、とっとと入校手続きを終わらせてしまおうと思ったのが、令和2年の3月でした。