夏のウエア

夏が来る!

北海道の夏と言えば「涼しい!」と思う人も多いと思いますが、最近はどうやらそうでも無い感じです(笑)。

本州の方々からすると湿度の関係もあり、やっぱり涼しいと感じるらしいのですが、北海道に住んでいる者からすると、年々熱くなっている気がします。

北海道でバイクに乗るときのウエアとしては、本州の春秋装備とよく言われ、下手にメッシュジャケットで来たら、寒くて乗ってられないということも確かにあります。

ありますが、去年の7月はちょっと異常でした(;^_^A

連日30℃越え!

ちなみに2021年7月の札幌の最高気温は16日からずっと30℃を超えています。まぁ最低気温は20℃前半ですが、この最低気温はたいてい日の出前の気温なので、実際走っている時間帯はこんなに低くありません(笑)

手持ちのウエア

昨年用意していたウエアは2種類、1つは3シーズン(春夏秋)用のアルパインスターズ アンデスV3 ドライマスター

アンデスV3 ドライマスター

インナー付きでかなりの低温までカバーできますし、防水なので突然の雨でも問題なしですが、この防水層があることで通気性は✕

いや~北海道の春秋には最強なんですがねぇ(笑)

30℃を超える中、このジャケットを着るのは自殺行為です(笑)というか着る気になれないでしょうね(;^_^A

若いころは夏でもこんなに暑くなることは殆ど無かったので、ぶっちゃけ3シーズンでも行けたと思いますが、北海道の気候もだいぶ変わりました。

流石にもう少し薄手のウエアが必要と思い急遽追加したのが、RSタイチのRSJ321 WRパーカーです。

RSJ321 WRパーカー

アンデスV3 ドライマスターに比べるとだいぶ薄くてベンチレーションの効きも悪くはないです。

簡易防水なのでちょっとくらいの通り雨ならこのまま行けるのもポイントですが、実際はこれでも暑かったのが昨年の7月でした。

暑い原因

ウエアのみならず暑くなる原因が1つあります。それはXRに乗るとき常に着ている、アルパインスターズ TECH AIR5のエアバックジャケット(;^_^A

一応メッシュ生地では作られていますが、内部で展開するエアバックはガスで膨張するため通気性は持たせれません(当たり前ですが)

TECH AIR5

とはいえ、事故による怪我は怖いのでこれを着ない訳にも行かず、更なる対策が必要だと感じていました。

メッシュジャケット

ぶっちゃけ北海道ではメッシュジャケット要らなくね?と思ってたのですが、近年の気候を考えるとそうとも言えない気がします。

まぁ夏とはいえ朝晩冷え込む北海道とはいえ、走る時間によってはメッシュも選択肢に入ってきます。

しかも寒くなったときの風よけも、サイドパニアで収納力が上がったことにより持ち歩けますしね!

そんなわけで買ってみました(笑)

REV'IT AIRWAVE 3

本来ならアルパインスターズはイイゾおじさんなので、アルパインスターズにしようかと思ったのですが、前からREV'IT(レビット)が気になってまして、取り扱い店舗でもあるライコランド札幌でXLがあったので試着してみましたが・・・う~ん、これじゃTECH AIR5ギリギリ着れないかなと(;^_^A

公式オンラインショップでもなぜかXXLのサイズチャートはあるのに売られているのはXLまで。直接日本の(株)プロトさんに問い合わせしたところ、公式オンラインショップでXXLの注文を可能にしてくれるとのこと、ありがとうございました(笑)

いや、一般的な日本人男性だとXLサイズくらいまでで、かなりの人をカバーできると思うんです。僕のスペックがおかしいだけなんですよ(;^_^A

スペック的には、身長180胸囲110とアラ還にしては中々の変態体型です(笑)

ユニクロだと下はLで上はXLでギリって感じで、いつもウエアはアッパーで苦労するんですよ。

ちなみにアルパインスターズだとXL、RSタイチのだとXXLです。いい加減アパレル関係のサイズはISO規格で統一して欲しいものです。

REV'ITのXXLを選択したのは単にXLだとギリ入らないからという予測、XXL試着をした訳ではないので、ある意味ギャンブル要素が大きいのですが、結果的に掛けには勝ちました(笑)。

北海道の残念なのは、仕方がないのですがバイクショップ洋品店が少ないことと、その在庫の少なさでしょうか?まぁ1年の半分は雪ですので、バイク関係のお店にとっては大変ですからね。

REV'IT AIRWAVE 3インプレ

さぁ早速着てバイクに乗ってみたいのですが、時間が出来た日曜日は最高気温が31℃予想・・・ぶっちゃけ朝からすでに暑くて、去年の経験もありXR乗りたくない(笑)

でも、そのくらい暑い方がインプレには最適なんですよね。

覚悟を決めて着替えますが、下は排熱対策でむしろエクスプローラジーンズにブーツの方が熱くないのは去年で確認済み、、、とはいえジーンズという名前でも早い話革パンツですからねぇ(;^_^A

TECH AIR5まで着こんで、いざメッシュジャケット装着!!!多少大袈裟ですが、そのくらい気合が必要な暑さだったので(笑)。

これを着たらすぐにバイクに乗らないと、暑くて汗だくに・・・・

 

あれ?

 

着た段階でも思ったより涼しいぞ!これは良いかもしれん。

いや、ぶっちゃけサイズ違いは試着はしていたのですが、いざ手元に来たらメッシュとはいえ、結構厚手じゃね?本当に風抜けるのこれ?って思ってたんですよね。

しかし着ただけでも通気性の良さを感じるんだから、走って風が当たったら・・・

おおおおおおお!風が抜けて涼しいぞ!(当たり前ですが)

出発は朝の9時、遠回りしてディーラーに行って涼みながらタイヤ交換の調整をしに行く予定で出発し、すぐにメッシュジャケットの偉大さを体感。

でもね風は抜けるけど、停車したらヤバイくらい暑くて、途中の道の駅でソフトでも買って食べようと思っていた計画も、止まりたくなくてスルーしたくらい暑いのは暑い。

余りに暑いので札幌の西にある山、手稲山を登ることにしました。

うん、頂上付近で26℃とは?今下山したら何℃なんだろう、怖い(笑)

とはいえ、山を下らなけれなディーラーには行けない訳で、意を決して下山しディーラー到着・・・・

まじで、北海道の7月とは思えない気温

店内で涼みながら、未来のバイクも観察してタイヤ交換の予定を調整。

未来のバイク?

帰りもずっと30℃越えでしたが、走ってる限り風が抜けるので耐えられるレベル。ちなみにタイチのRSJ321 WRパーカーは30℃越えでベンチレーションじゃ追い付かず、前のジッパーを半分以上開けて走ってました。

それを考えると、AIRWAVE 3はかなり優秀かと(北海道では)、今年の夏はAIRWAVE 3で通してみようと思います。

ついでにインナーも

もちろんインナーだって考えてますよ?基本バイク用インナーは、ほぼこれ一択ですが、GLADIATOR(グラディエーター)という作業着の中に着るためのインナーなどを販売しているメーカーの、冷感インナーを使ってます。

作業用なので汗も良く吸いますし、何と言っても消臭機能もあり、冷感素材で肌触りも大変良いです。近所のPRONO(ワークマンみたいなお店)で購入していますが。

頭から、シャツ・パンツまでこのメーカーの冷感インナーを使っています。

GLADIATOR冷感インナー3点セット(笑)

バイク用のインナーもあるんでしょうが、この作業着ベースなのは安くて手が出しやすいのが良いですね(笑)。

エクスプローラジーンズ

バイク乗車時の下のウエアは、7割このクシタニエクスプローラジーンズで、残り3割はPMJ Titaniumデニムです。

夏はエクスプローラジーンズの方が暑いだろうからと、PMJ Titaniumデニムとショートシューズで乗って、右の脛が火傷するかと思ったので、必然エクスプローラーの使用頻度が高くなります(笑)

ま、革なので風は通しませんが、排熱のフローが初代XRよりだいぶ良くなったとは言っても、999㏄4気筒ですからね(;^_^A

撥水という名のほぼ防水というのも気に入ってますし、パッと見普通のデニムに見えるところも気に入ってますが、思わぬ事態が!

一番後ろのベルトループが!

最南端ツーリングの翌週、XRに乗ろうとエクスプローラーを履くとき違和感が・・・あれ?ベルト1か所通し忘れてたかな?と確認すると、糸がほつれて外れていました。

他の箇所はしっかりついているので、偶々この箇所だけが甘かったようです。

クシタニ製品の修理・補修の受付は、基本店頭のみということで困りました。だって北海道にクシタニショップが無いんですもの(笑)

一応メールで現状復帰ということで直せないか聞いたら、すぐに返信が来て

「現状復帰なら大丈夫ですが、たぶん送料が凄くかかるのでは?」と。

ごもっともです(;^_^A

うーん、お直しのお店で直してもらえるかもしれないけど、物が革ですからねぇ。

ダメ元で地元イオンの店内にある、洋服のお直し・バッグ修理のマジックミシンさんへ持ち込んでみることにしました。

www.magicmachine-rs.com

ま、洋服とは言えないけど、バッグなら同じ革製品も修理してくれるわけだしね。

ダメ元で持ち込んだら、変わった素材ですね?これ革なんですか!って驚いていましたが、普通にベルトホール修理で千円(税別)で受けてくれました\(^o^)/

強度もしっかり

糸も同じような色の物を使ってくれて直したとは思えない仕上がり、強度もばっちりです。

地元にクシタニが無い人は、こういうお店で相談してみるのもアリでは無いでしょうか?

そういえば、送料は掛かるけど送って直すか、クシタニのお店が無い都市でクシタニ商品に触れるることが出来る、クシタニプロテント

www.kushitani.co.jp

に持ち込んでくれたら受け付けれますとも提案してくれてました。

ちなみに札幌は7月23日(土)~7月24日(日)    オートランド札幌本店(北海道)で開催予定なのでこちらも考えましたが、ちょっと待ちきれなかったので(笑)

でも問い合わせの返信も早いですし、こういう臨機応変な対応してくれるのもクシタニの魅力ですね。