ハンドルポジションのデメリットを解消
ハンドルアップによる弊害
バンザイ・モーター・ワークスさんのハンドルポジション調整キットにより、XR乗り出し直後から感じていた手のひらの痛みは解消し、おまけに長時間乗車時のお尻の痛みも解消するという、予想外の一石二鳥となりましたが、上体が起きると致命的ではありませんが他の部分に弊害が(;^_^A
それは上体が起きることで、スクリーンの防風範囲からヘルメットの上部が少し外れるというデメリット。まぁ純正スクリーンもあの大きさで思ったより防風効果が高いとは思っていましたが、北海道のGWですでにシールドが虫だらけ(笑)。
こんなに虫ぶつかったっけ??と考えて、『あっ!(笑)』っと思ったわけです。
バイクは身体で風を感じる乗り物ですが、北海道の短いバイクシーズン中7割近くは、寒いと感じる気温なような気がしてまして、歳をとって寒がりになった身には中々堪えますし、なにより長距離移動中にシールドが汚れるというのは、何とも都合が悪いですしね(;^_^A
純正スクリーンの防風範囲内に収まろうと、背中を丸めて乗るんじゃ根本的な解決策にならないので、ここは素直にスクリーンを交換することにしました。
先輩たちからの情報を生かす(笑)
すでに発売から2年以上経過する2ndGENのS1000XR、徐々に各種パーツもサードパーティーから販売されて、何とか選べるような感じになってきました。
何社か検討しましたが、そこはXR乗りの先輩でもあり、XR関係で一番最初にブックマークさせていただいた、kamarinさんのブログを参考にさせて頂き
同じPuigのスクリーンに交換することにしました。(ブログと動画両方とも参考にさせて頂きましたm(_ _)m)
通販サイトをあちこち見て回りましたが、海外(イタリア?)の通販サイト
Motostormで買うことにしました。とはいえ海外サイトを使うのはiherbでサプリ買う以外使ったことが無いので、ちゃんと届くかちょっとドキドキ(笑)。
若干発送予定よりは遅くなりましたが、無事到着しました!
関税を含めても国内通販サイトより5千円ほどお得でした!
取り付け
えーと、分かりやすい純正との比較などもkamarinさんのブログにありますので、そちらをご参照ください(オイw
取り付けは至って簡単で、工具もトルクスレンチ1つと6角レンチ1つで出来ます。
DIYど素人の僕でも1人で出来たので、きっと誰でも簡単に出来ると思います(笑)。
ただね、仮組してるときに
(。´・ω・)ん?
と思ったのが1点ありました。
こりゃ万力も無いし、ペンチとかプライヤーで挟んで修正しないと・・・あれ?素材が柔らかくて簡単に手で曲がりますよ?(笑)。
ってことで同じような角度に戻して取り付けしました。
効果確認
当然ですが新しいパーツを付けたら、すぐに試したくなりますよね?(笑)
実は天気予報じゃ、午前中はあまり天気が良くないということだったので、午後から天気が回復したら乗ろうかな程度に考えていたのですが、スクリーンを交換してる最中から天気が良い!で、交換しながらどこに行こうか巡らせてました。
まずは、昨年の納車日にも走ったダムの畔を抜けて北上、途中守り神にも挨拶を
このまま道道28を北上、国道451→国号275→道道279→国道12でさらに北上、深川市で道道79に右折し少し山を登ると、戸外炉峠駐車公園に到着。
どこかで聞いたワードじゃないですか?
戸外炉(ととろ)→トトロ・・・・そう
まぁ・・・何となくいろんな問題が起きないか心配ですが、一度は来てみたかったんですよねぇ。
実際は小さな公園があり、そこから見下ろす深川市内の景色がとてもいい場所です。
眼下に銀色に光って見えているのが、水を張った水田になります。このあたりは石狩平野の中でも米どころと言われる地域で、美味しいお米がたくさん採れます。
ちょっと寄り道
このあたりまでで100㎞を越えているので、ここで折り返して戻る予定ですが、ちょっとだけ寄り道。戸外炉峠駐車公園がある深川市とお隣の滝川市は、この季節菜の花が有名なんです。
道道自動車道を走っていると、結構近くに菜の花畑が見えたりするのですが、中々した道で近くまで行くことがありません。
この日は帰るだけですし小回りが利くバイクですから、せっかくなので遠くに見える菜の花畑に向かって名もなき農道に入ってみました。
北海道で花の景色と言えば、富良野・美瑛のラベンダーをはじめとする丘陵を彩る様々な花、滝上町の芝桜などが有名なところですが、この深川市と滝川市の菜の花も、期間は短いですがとても綺麗なんですよ。
時期が合えば、一面に広がる鮮やかな黄色の絨毯を、是非実際に見て頂きたいですね。
しかしながら、ここでも観光客が増えることでの弊害があるようで、至る所に『畑に入らないで!』とお願いする看板がありました。
当然ですが菜の花は観光客に見てもらうために栽培してるのではなく、菜種油を採るため栽培している農作物です。当然植えられているのは農家さんの畑(土地)ですから、映える写真を撮るために無断で入ったり、踏みつけたりして荒らすようなことは絶対に控えて欲しいものです。
畑に入らなくても十分綺麗に見れるところは、何か所もありますので(;^_^A
効果報告
実は小屋に着く直前に本当に一部分だけ強めに雨に当たり、すぐに晴れたので急いで洗車してしまって画像が無いのですが、効果のほどはかなり高いものでした。
(RELIVEの最後の方の迷走は、雨から逃げてましたw)
まだ虫が少ないこの時期の北海道ですが、それでも陽気に誘われた虫がそれなりに飛んでいて、帰宅時にはスクリーンにたくさんの成仏した跡が(;^_^A
しかしながら、ヘルメットのシールドにはほとんど虫が当たってませんでした。当然ですが途中でシールドを清掃することもありませんでした。
僕にとっては、バンザイ・モーター・ワークスさんのハンドルポジション調整キットとPuigのスクリーンの組み合わせは、とても相性が良いと感じました。
ハンドルポジション調整キット【ショートレビュー】
実質初乗り
ディーラーから帰ってきてGWに突入!何らかのコロナ絡みの規制が無いGWって3年振りということで、皆さんも色々走り回ってるのでは無いでしょうか?
本来なら僕もすぐにXRに乗りたかったのですが、友達から3年ぶりに山菜採りのお誘いがありGW初日に山に入ってきました!
何時もの師匠たちのお陰で、山菜採りを始めた若造でも行者ニンニク(アイヌネギ)を大量の収穫(笑)
しかし、久しぶりの山歩きということもあり、下山することにはすでに太ももがイタタタタ(汗)
そこから3日間ほどまともに歩くことも出来ず、ましてソコソコ重量があるXRを支えるのはかなり危険ということで様子見。
天気の関係もあったりで、実際には5月7日(土)に250㎞ほど乗ってきました。
ハンドル位置が変わったことにより
さて、前のブログにも書いた通り、バンザイ・モーター・ワークスさんのハンドルポジション調整キットを取り付けてから初めての長距離(長距離かな?w)。
個人的な感想ですが250㎞ほど走ってみてどう変わったかを書きます。
まず僕と僕のXRのスペックから
S1000XR(プレミアムライン):シート高840mm
僕:身長180㎝、腕は短め・手のひら小さめ
純正のポジションでは100㎞超えるあたりから、手のひらの小指側(外側)が痛くなってきていました。意識的に脇を閉めるようにハンドルを持つと、若干痛みの出が遅くなりますが、不自然なポジションになるので長時間ポジションを維持するのが無理(笑)
きっとハンドルが遠いんだろうなぁ~とは思っていたものの、去年の段階ではワンダーリッヒのハンドルアップキット 20mmしかないけど、垂直方向に20mmアップがどのくらい違いを感じるだろう?と様子見してました。
そして後発のバンザイ・モーター・ワークスさんのキットはハンドルが上方へ30mm手前に20mm移動ということで、写真で比較してみるとその違いが良く分かると思います。
で、実際に走ってみた感じたことは
①ハンドルが手前上方に変わったことでハンドル荷重が減った。
②ハンドルが手前方向に来たことで上体の角度が浅くなって、シートの着座位置も若干後方になった。
結果からすると①の効果により、手のひらの痛みは出なくなりました(・∀・)イイ!!
そして②は予期していませんでしたが、お尻の後方部分にあのXRのシート独特の立ち上がり部分がフィット(笑)。
手のひらより体感的には着座位置が変わった方が良く分かります。
見た目はかなりドMなシート形状のXRですが、見た目ほどお尻は痛くなり難い(プレミアムライン)けど、痛くならない訳ではなかったんですよね(汗)。
しかし、上体が起きたことで腰の角度が起き上がって、結果シートへ接触面積が増えて圧力が分散されて、お尻の痛みが出なくなったようです(250km程度では)。
この結果は、あくまでも僕の個人的な感想(プレミアムライン&僕のスペック)ですので、背中や腰などに痛みが出る人全員に効果があるとは言えませんが、一考の価値はあると思います。
弊害というか(笑)
良いことばかりではない部分も書いときますね。
当然ですが上体が起きることで前方からの風のあたりは強くなります(笑)。基本的にはスクリーン下げて乗っていて、寒い時や虫が多い時、長距離を走るときなどはスクリーンを上げてますが、今のポジションだとスクリーンを上げてる確率高めです。
まぁこっちの方はまた別の方法で解消できると思いますので、全体としては変えて良かったと思っています。
まだまだシーズン始まったばかりですので、さらに長距離を走って行ってからのレビューも書きたいと思っています!
2022 シーズンイン!
でも、その前に
あれだけ降った雪も、ほぼ平年並みの時期に消え去り、あとは気温を見ながら保険の内容をいつ戻すか?って感じでしたが、前回のブログで書いた通り乗り出すにはまず、原因究明&対策が必要ということで、小屋からXRが出庫可能な状態になってから入院…
しばし原因究明を待ちます。
原因判明
数日後ディーラーさんから連絡があり、クーラント漏れの原因はウォーターポンプにあったとのこと。もっと厳密にいうと、XR(第二世代S1000のエンジン共通?)のウォーターポンプは、オイル/ウォーターポンプが一体となったもので、クーラントより実はオイル漏れも起こしていたらしいです(^^;)
そう、オイル漏れと言えば、納車から地味に漏れていたアレです(笑)。最初はオイルフィルターのパッキン、そしてドレンボルトからの滲み、とどめがポンプということになりました。
幸い国内在庫があったので、すぐにオイルパンを剥がし(ポンプはパンの中にあります)新品に交換してもらい、これで完全復活!!!
これだけじゃなかった(笑)
これで機関は完全に復活したようですが、別の問題が発生しました(;^_^A
僕は全然気が付いてなかったのですが、ディーラーさんはドナドナしてる途中で何となく気が付いてたようです。それは、サイドスタンドの曲がりです\(^o^)/オワタ
おそらくS1000系を納車されるとき
「サイドスタンドがアルミで出来てるため、重量を掛けないように気を付けてください!」
と必ず説明されるアレです(笑)
え?当然僕は180㎝85kg程度あるので、乗り込むときは(短い)足を振り上げ、出来るだけサイドスタンドに荷重が掛からないように気を付けてました、いったいどこで・・・
あっ!
そういえば、昨年越冬期間に入ったとき、妻の従兄の子供たち(女性)が来て、跨って遊んでいて、この子らの母親がどこか壊してないかと心配していたとか聞いたような。地震対策として小屋での保管時はローに入れサイドスタンドで立ててあるのですが、大柄なXR(プレミアムライン)ですから、当然乗り込むには左ステップに足を乗せてから、よいしょ!って感じで跨るしかないwww
ここの修理代は妻から出るということでしたので、曲がりが発覚した時点ですぐに部品を発注したのですが・・・・国内在庫が無くて、しかもこんなご時世ですから納期が約3ヶ月くらいとか。まぁXRにはセンタースタンドもあるので、最悪センタースタンドで凌ごうと諦めていたのですが、ディーラーさんが裏技を使ってくれたおかげでサイドスタンドも無事部品交換した状態で納車して頂けました。対応して頂いたディーラーさんにはほんと感謝です。
そして戦闘力アップ
これでようやく今シーズンイン出来ることになりましたが、今年は戦闘力をアップしました。30年ぶりにリターンしのですが、思いのほかすぐに当時の潜在スキル【距離ガバ】が復活し、これからは1泊や途中で温泉♨に浸かったりするツーリングが増えそうなので積載能力をアップさせました(笑)
はい、純正ならでは見た目のバランスの良さが魅力ですが、流石にお高くて納車時には用意できませんでした(笑)。
そこで冬の間ヘソクリを貯め、満を持しての導入となりましたが、年明けのパーツ関係10%セールに合わせ2月中に発注を済ませていました。
それと、僕の記憶ではサイドパニアってセットで20万円超えてたと思うのですが、現在¥176,176(税込み)と当時より3万円ほど安くなってる???ようで、何とか3点セットの購入が出来ました(;^_^A
トップケースのクッションは、妻が将来タンデムするかは分かりませんが、一応付けときました(笑)
こういう準備が整うと、今度は仕事が忙しくて乗れないという法則もありますが、今年も出来るだけたくさん走りたいと思います。
もうすぐ乗り出し
大雪の影響
さて暫く手を付けてなかったこのブログも、ネタが出来て来たので再開(笑)。
今年の北海道、というか主に札幌近郊だけなのですが、驚異的な降雪量で交通がマヒしたり、雪かきが大変だったりと色々影響がありました。
降雪量は平年より大幅に多いため、小屋の周りの雪もまだ少し残っていて、雪融けの影響で地面もグシャグシャ(^^;)
まぁ今週は気温が上がるみたいなので、週末にはバイクを出すことが出来るかも。
しかーし!
春の陽気に浮かれてバイクに乗り出す前に、ひとつ解決しなければならないことが。
それは昨年末の乗り収めのあとに小屋に格納したときに発覚した
『クーラント漏れ(?)』
です。
乗り収めの前に確認したクーラントは、MINレベルギリギリ(納車時から)でしたが、帰宅して確認するとMINレベルから1cmほど水位が下がっていました。
去年はもうバイクの乗り収めの時期で寒かったので、春の乗り出し前に点検しましょうとなっていました。
ですので、まずはディーラーで点検>問題解決、で乗り出しになる予定です。
冬眠中にひと弄り
冬眠中と言っても、今年は豪雪で小屋にあまり行くことが出来ず、結局先週に弄ることになりました(笑)。
本来は自分で弄るのが嫌いではないのですが、車の時代から餅は餅屋、整備はプロにお任せするスタイルでしたが、XRは少しづつ自分で触れるようになろう!ということで、昨年買ったトルクスのソケット以降の工具購入、素人には少し勿体ないかもしれませんが日東のトルクレンチを購入。
あとは懸案だった『長距離(300km超)走ったら手のひらが痛くなる現象(笑)』の対策のひとつと思って購入していた、バンザイ・モーター・ワークスさんのハンドルポジション調整キットを取り付けるだけ。
取り付けは簡単でした
今回取り付けたのはこちら
所用で雪の降る間に1度だけディーラーに顔をだしたとき、相談したら
『こんな製品も最近出たようですよ』
と教えて頂いたもの。ディーラーさんで取り寄せて付けてもらおうかとも思いましたが、冬眠時期にじっくり付ければ良いかと購入したものです。
初心者にも解りやすい説明書が添付されていますので、僕のような素人でも道具さえあれば問題なく出来るレベルでした。(個人差はあると思いますがw)
純正のハンドルバークランプのトルクスボルト4本外して、いったんバーハンドルを外したら、この調整キットを添付されたトルクスボルトでとめて、外した純正のハンドルバークランプを純正のトルクスボルトで止めるだけ。一応大事な場所なので、今回はこのためだけにトルクレンチを買いました(笑)。
うたい文句通り、ハンドルが上方へ30mm手前に20mm移動するので、取り付けて上から見るとこんな感じになります。
クラッチワイヤーやブレーキホースは、取り回しを変更しなくても良いということで、僕はそのまま交換しましたが、ハンドルを左右のロック状態まで切るとギリギリって感じなので、クラッチワイヤーが気になる人はプロと相談して取り回し変更するか(出来るのかな?)、ブレーキホースは同じくバンザイ・モーター・ワークスさんから延長アダプターも出ていますので検討ください。
この改造で、長距離運転が楽になると良いのですが、本格的に乗り出すのはGWくらいになりそうです(^^;)
滝を見に行こう
滝好き
地域は限られますが林道を通らなければ見に行けない滝を、ジムニーで見に行くのが結構好きなんです(笑)。
自然が多い北海道の秘境の滝ってだけで、なんていうかパワーが貰えるような気がするんですが、ま、そういうところなんでガチヒグマテリトリーの中です(´(ェ)`)
そんあ理由で、ジムニーでもあまり1人で山には入らないのですが、先日ツイッターを見てたらリツイートで興味がそそられるとある滝に行ったという記事が目に入りました。
その滝の名前は「山彦の滝」といい、調べると丸瀬布町(まるせっぷちょう)というところにあるらしい。場所を調べると以前、真冬に妻と車で行った丸瀬布温泉の少し上にあるということと、近くに駐車場もあるということなのでバイクでも行きやすいかな?と。
天気予報を見ると調べた次の日の7月16日金曜日、全道的に天気もよく気温も高いというので、早起きできたら行くことにして就寝(-_-)zzz
ぱっと目を覚ましたら4:30、これは行くしか無い!ということで、1人で朝ごはんを食べ準備をして、仕事の妻が目を覚ます前に小屋に移動しました(笑)。
ルート
時間はあるので目的地の滝までは一般道メインで行くことにしました。国道275号から滝川市で国道12号で旭川へ、旭川からは国道40で比布町(ぴっぷちょう)に行き、そこから旭川紋別自動車道(無料)の比布北ICで丸瀬布町まで移動します。その先は時間により目的地とルート考えることにしました。
小屋についてXRを出しましたが、天気予報では札幌でも最高気温が30℃を超すという予報なのに、朝早いとは言え20℃しかない…
装備は上は買ったばかりのWRパーカーとSP8 V3 Airで、下はエクスプローラージーンズとブーツの組み合わせと、先日低温焼けどするんじゃないかと思ったスネ対策は万全(笑)
滝川市までずっとガスってて、気温も上がらず少し寒かったのですが、国道12号に入ったところから一気にガスが取れて快晴になり、気温もどんどん上がって来ました。
旭川市内で1度給油をして国道40号で比布町(ぴっぷ)まで行き、そこから比布北ICより旭川紋別自動車道に乗り、一路丸瀬布ICへ!と行きたいところではありますが、途中の奥白滝ICを出たところにある道の駅で小休止。
「道の駅しらたき」は旭川紋別自動車道で来るのが一番楽というちょっと変わった道の駅。ちなみに旭川紋別自動車道は高速道路ですが無料です(笑)。
さて、なぜ道の駅しらたきで休もうかと思ったかというと、それは標高が高いから。
標高500m以上あるはずだからきっと涼しいだろうと・・・という目論見は見事に外れて
すでに28℃もある(汗)。どおりでトンネルが涼しく感じるわけだ。ちなみにトンネル内は大体20℃くらいまで下がります。
暑かったのですぐに出発して、丸瀬布ICから並走する国道333に降りて、こまめな給油(笑)。でも北海道ではこれが大事!
セルフで給油し店内に清算しにいきお店の人に
「丸瀬布でこんなに暑いのって珍しいのですか?」
「いや、毎年こんな日が結構あるよ(笑)」
ぶっちゃけ丸瀬布町だって、だいたい標高200mくらいのところにあるのに、何たる暑さ・・・たまらず「道の駅まるせっぷ」まで戻り、ソフトクリームで強制冷却(笑)。
写真撮る前に我慢しきれず、少し食べてしまいました(汗)。まぁそのくらい暑い。
道の駅まるせっぷで気温は32℃・・・道産子ライダーにとってはもやは修行です。
ふたたび街中から今度は道道1070号上武利丸瀬布線で山を登っていきます。
この道道1070号を15㎞ほど登って行ったところに、山彦の滝駐車場があります。
さて、駐車場につきましたがこの日は金曜日、平日にこんなところに来る人はそう居ませんね、、、、そんなわけで駐車場は貸し切り。
丸瀬布の町からも150mほど登ってきてるんですが、まったく涼しくない!
まぁ滝まで行けば、水しぶきやマイナスイオンやらで、多少は涼しくなることを期待して装備を脱いでいきますが、Tech-Air 5 エアバッグベストは着ておくことにしました。
本来ならこれから山を登るので、動きずらいしそもそも暑いので、脱いでおきたいところなんですが
まぁ万が一のことを考えたら、着てないよりいいかな?って感じです(笑)。もちろんエアバッグベストだけじゃどうにもなりませんから、クマ鈴とクマ撃退スプレーは持参していたので装備して山に入ります。
いや、しかし、いつも遊びに行く支笏湖近辺の滝は、初手下りから始まるのでいきなり登りは精神的に堪えますね(;^_^A
しかも暑い中、革パン&ブーツですし歩き難いのも手伝って、滝が見える前からこちらの体から汗が滝のように(笑)
滝が近くなると音が聞こえてきますが、やっぱり辺りもひんやりしてきました。
そして
この滝の特徴はというと、滝の裏側に入れるということ!
同じように滝の裏に回れるところは、支笏湖からすぐのところにある七条大滝というのがあります。周りの地形はかなり違いますが、滝の規模からいうと同じくらいの滝です。
まぁすっかり夏なので羽虫も結構多めでしたが、自家製ハッカスプレーのおかげで吸血系は近づいてきません。ハッカスプレー最高です(笑)。
時間があればしばらくここでボーっとしていきたいところですが、ちょっと他にも寄ってみたいところがあったので、早々に撤退!
駐車場まで無事戻ってきたので、またバイクを身に着けて、GoogleMapの案内で道道1070号をさらに登って目指すは留辺蘂町(るべしべ)の国道39号。
そういえば、GoogleMapを使っている人ならわかると思うのですが、ルート検索時に道路状況を反映して検索してくれますよね?ほら、通行止めなら迂回するルートになるとか。
確かに滝の駐車場に来る途中、「この道は留辺蘂まで抜けれません」という怪しい看板はあったのですが、ここはGoogleMapを信じようということで
ま、なんとなくこういう感じじゃないかとは薄々思ってたんであまりショックはありません(笑)。
後日ネットで調べてみたのですが、どうやら近々に通行止めになったわけではなく、何年も前から通年で通行止めになっているようです。確かにセンターラインのひび割れから草生えてたもんなぁ(笑)。
こうなったら仕方がない、気を取り直して再び旭川紋別自動車道で上川層雲峡ICまで戻って国道39号まで出ます。
国号39号を北見方面に上っていき、途中国道237号を右折すると大雪ダム(大雪湖)があります。
さらに進むと、ライダーにも大人気の三国峠展望台に到着。
雲一つない快晴とはいきませんでしたが、まぁまぁの天気なので良しとしましょう(笑)。
名物の松見大橋の写真も撮れたので、そのまま糠平へ向かいます。
さて、あまり時間が無いというか、暗い中をあまり走りたくないので、寄り道はあまりせずに然別湖を目指します。
糠平温泉から道道85号を右折するのですが、鹿追町まで続くこのパールスカイラインの糠平側は、かなりタイトできついコーナーが続きますが、この辺でだいぶ昔の感覚が戻ってきて、怖いというより楽しくなってきました(笑)。
早朝小屋を出発して、ここまでソフトクリーム1個しか食べてないので、ここで遅めの昼食にします。
入ったお店は、鹿追町にあるカントリーパパ。
車つながりで、かれこれ10年近くのお付き合いになります。
いつもは車で伺うのですが、バイクでの来店はこれが初めて。というか去年はコロナの関係で伺えなかったので2年ぶりです。
メニューも豊富でどれも美味しいのですが、この日は人気メニューのピリピリチキンと食後にコーヒーフロート。
カンパパとももう少しお話ししたかったのですが、何といっても食後で16:30。ちょっと途中まで高速乗らないと、エゾシカ天国の日勝峠や樹海ロードを暗い中走ることになるので、道東自動車道の十勝清水ICから夕張ICまで高速で移動。
日没前に夕張に着けたので、ここからはまったり一般道で小屋を目指し、すっかり日が暮れた19:50に無事小屋に到着、今日の工程は約600㎞でした。
夕張から小屋までは初めのナイトライディングとなりましたが、LEDヘッドライト&LEDフォグのお蔭で夜道も安心な視界でした。
以上、山彦の滝を見に行こうツーリングでした。
最後に恒例の今回のルートです(笑)。
夏到来
夏用ライディングウェア
納車前リターンするにあたり、北海道でのライディングウェアはどんなものが良いのか情報を集めたのが懐かしい(笑)。
ネットの情報や実際にバイクに乗られてる方々の話から、上は基本的にオールラウンドのジャケットで春〜秋まで乗れそうと言うことになった。しかしこの「バイクに乗られてる方」が問題だった。いわゆる距離ガバのガチツーリングの人だったから(^_^;)
道北や道東を走るなら確かにオールラウンドのジャケットでインナーなどで調整することにより、ある程度の気温差に対応できるというのは間違いが無さそうではある。
実際に4〜6月はアルパインスターズのアンデスV3ドライスタージャケットに電熱インナー or 付属のインナーを気温により変えたり外したりすることで対応できました。
だたね、お肉を買いに行ったときの富良野の気温などを考えると、札幌近郊の7〜8月は無理だろうと身を持って経験した。
札幌といえど、最近夏は真夏日になることも珍しく無くなって来てるので、地方の交通量ならともかく、200万人都市の札幌市内なら軽く逝けるでしょう(笑)。
あまりお小遣いはないけど、少なくてもジャケットとグローブはなんとかしないとマズイと思いネットでポチッ(。・ω・。)ノ凸”
悩む
最高気温が30℃を超すと行っても夜になれば20℃前半、ちょっと山に登れば20℃を下回る札幌近郊、この気温差が悩みのタネとなります。
まず防水系は捨てます(笑)。一応バッグには常にレインコートを積んでいるので、イザとなればレインコート着れば良いので。
問題はメッシュか否か?!これが問題ですが、メッシュの場合気温が低いとき用にこのレインコートの上を羽織るか、別に暴風のアウターなりインナーの準備が必要です。
悩んで悩んで決めたのが、メッシュなしのアウターの夏用ライディングパーカーです。
選んだのはRSタイチのWRパーカーというもの。
同じRSタイチからエアーパーカーという、一部メッシュ地を使った似たようなパーカーもあったのですが、結果的に今回はメッシュをやめました。
WRパーカーは簡易防水ですが実際は軽くて薄いので、アンデスV3に比べるとかなり涼しいはず。
そしてグローブも夏用を用意、今使ってる安全重視のKNOXハンドロイドマーク4は、安心感抜群ですが通気性は一切なし、おまけにスマホ操作ができないのがちょっと不便だったので、涼しくてスマホ使えてるグロープにしたくて、アルパインスターズのSP8 V3 エアーグローブを追加。まぁアルパインスターズはイイゾおじさんなんで(笑)。
ちなみに下は、これまた買ってからまだ一度も使っていない、PMJライディング・プロテクションデニム(チタニウム)にシューズはアルパインスターズのCRXドライスターライディングシューズの組み合わせ。
ちょっと筋トレさぽってるのが効いたのか、デニムのウエストが若干キツめになってましたが、まぁなんとか履けた(^_^;)
その実力は如何に?
さぁすべて装備した感じは、明らかに軽くて涼しいです(笑)。これなら結構暑くなっても行けるかも?って感じ。この日は天気も良かったので支笏湖まで行くことにしました。出発時点での外気温(XRの温度計)で28℃、途中市内を抜けるのですが最高気温は31℃でした。
でね、夏用ウェアの実力ですが、まぁオールシーズン装備よりは確かに涼しい、いやいつもの装備なら暑くて乗っていられなかっただろうと思うけど、フレームがチンチンに暑くなって左太もも内側が低温やけどになると言われていた先代S1000シリーズからフレーム形状およびエアフローが変わり、熱問題はだいぶ改善したと言われてますが、いうてもSS由来の1000cc4気筒エンジンです。フレームは熱くないけど排熱がスネのあたりを抜けていくのですが、まぁぶっちゃけ両スネ炭化するんじゃないかと思いました┐(´д`)┌。
これショート丈のシューズの問題と思われます。PMJデニムのまま、いつものブーツだったらおそらく問題無かったかと。
いうても札幌市内の渋滞なんか、都内や大阪に比べたら渋滞のうちに入らないと思いますが、それでもスネが低温やけどになるんじゃないかというレベル(-_-;)
平日のポロピナイ
札幌近郊においてバイクでちょっと走りにくといえば、まずは支笏湖のポロピナイ湖畔。まぁ温泉街の方も良いんだけど、あちらは駐車場が有料だしね。
バイクは少なかったけど、チップ(サクラマス)釣りの人が結構居たかな。
で、いつもの白樺並木に移動。
支笏湖はカルデラ湖ですから位置自体が高く、その水面標高は約250m。当然周りは山に囲まれていて盆地のような形状、冷気が溜まるんですよ。
なので
たとえ札幌市内が30℃以上でも、ここに来ると一気に気温が下がり、この日は快晴にも関わらず22℃!市内じゃそれでも暑く感じたWRパーカーですが、この気温だと風を通すメッシュジャケットだとちょっと寒く感る温度。
札幌近郊だけでもこの気温差ですから、道北道東は更に気温差があります。
この気温だと回りっぱなしだったラジエーターのファンも沈黙、水温も80℃台まで下がり、スネの熱さは全然感じません。この日は出発が遅かったのでここで戻ります。
ゆっくり涼みたいけど・・・ねぇ
帰りは前に通ったえにわ湖経由で帰るため、来た道を途中まで戻って道道117を右折、途中渓谷があるのでちょっと滝でも見ていこうかと。
駐車場から少し遊歩道を下っていくと、トイレやあずま屋があります。
で、すぐ裏に漁川が流れていて
滝はもう少し下流らしいので歩いていきますが、こういうときはブーツよりシューズの方がかなり歩きやすいですね。
平日だしそれほど人気がある場所でもなので、当然貸し切り・・・まてよ?こんな山奥に1人って、ここはガチで熊出るところでした(笑)
流石にエアバッグジャケットだけじゃ心もとないですが、何も身につけてないよりはマシですね(-_-;)
休憩もそこそこに更に道を下ります。
漁川ダム
前回は公園まで行きましたがダムには寄らずに支笏湖へ抜けたので、今回はちょっと寄ってみます。
ここ来るの何十年ぶりだろう?(笑)
思ったより水面が低く感じたけど、こんなもんだったっけなぁ?
このあとは小屋まで一直線に帰りました。
今回のルートはこんな感じ。
今回のおまけ
さてこの日もほとんど虫アタックが無かったので早々にXRを格納、そしてシューズから長靴、グローブから軍手に履き替えます(あ、北海道弁だと手袋は履くといいますw)。
虫除け用の自家製ハッカスプレーを全身に振りかけ、いざ収穫!
小一時間収穫し終了。
ナスとししとうも出来始めたので煮浸しにして、そうめんやお蕎麦と一緒に食べると美味しいので、帰宅後早速調理しておきましたとさ(笑)
別海のソフトクリームを食べに
近場の別海
7月は転職の準備で1ヶ月仕事お休みですが、7月入ったらすぐに雨の日が続いてなかなかバイクに乗れません(-_-;)
そんな雨続きの中の晴れ間、また近場を軽く流しに行こうと小屋へやってきました。
しかし晴れているのは札幌上空だけで、小屋に来る前にマンションから空を見えると、360°雨雲に囲まれています・・・いつ雨雲が流れてくるかわからないので、また当別方向から日本海に出て戻ってくるルートにしました。このルート100km弱でちょっと流すには丁度いいし、途中に峠道もあるし、なんと言っても海沿いはオロロンラインですからある意味に景色も堪能できます。
アイスクリーム屋さん
さて別海町と聞いて、すぐにソフトクリームを連想する人は多いのではないでしょうか?
今回の休みを利用して、是非バクで道東にイッてみたいのですが、さすが日帰りできる距離ではありません。そこで、近場の別海町ソフトクリームを食べに行くことに。
国道275で当別町に入り、そこから道道28で当別ダムを目指します。が、今回はその手前にちょっと寄り道。
実は開店前からお店の名刺はもらっていたのですが、当別ダムの手前に新しく出来たソフトクリーム屋さんがあります。
小屋からもさほど遠くないので食べに行こうとは思っていたのですが、人気があって休みの日はお客さんがいっぱいでスルーしてました(^_^;)
今日は平日、しかも雲の切れ間が出来たタイミングなので、それほどお客さんは多くないだろうと思い挑戦。予想通り来店にした時間は車1台だけで空いていたので、早速ソフトクリームを食べることに。
お店の名前は、NO SOFT NO LIFE.さんです。
お店に使っているコンテナにはられたステッカーでもおわかりの通り、オーナーさんはバイク乗りみたいです。
雨の晴れ間とはいえ蒸し蒸ししていて結構気温も高いので、ソフトクリームが溶けて手に垂れないように、カップソフトにしました(笑)
ソフトクリームは濃厚なのに後味スッキリ!実はソフト食べたあと口の中をリセットするお茶を持ってくるの忘れてしまってたのですが全然要らなかったです。
動物注意
北海道を走っていると、様々な動物飛び出し注意の警戒標識を目にすることが多いと思います。シカ(エゾジカ)や牛、馬(乗馬)など、本当にたくさんの動物の警戒標識があるなか、この道道28のキツネとタヌキ飛び出し注意の標識はこれ。
なんというか可愛らしいデフォルメされた絵柄。この方が皆さんより注意してくれるかもしれませんね(笑)。
ソフトクリーム屋さんから走ってすぐで当別ダム到着。平日だということもあり、ここは貸し切り。
いつもは放水しているのに、この日は水が少なかったようです。
道の駅
道道28から左折で道道11で峠を超えて日本海へ。国道231を右折してすぐ目の前に道の駅「あいろーど厚田」があります。
この道の駅は比較的新しいのですが、実は目の前を通り過ぎたことは何度もありますが、寄ったことは1度もありませんでした。なぜなら、毎回超満員なくらい人気があるからです(笑)。
でも今日は平日、きっと空いているだろうと予想していましたが見事的中、初めて寄ってみました。
やはり新しいので中もキレイで美味しそうなものもたくさん売っていましたが、お店の方は人が少し多かったので今回は見送り、トイレを借りてここで折り返しです。
建物の2階から直接外へ出ることが出来たので、少し見晴らしが良いところから海を見ると、石狩湾を挟んで向こう側、ちょうど小樽市のあたりは雨が降っているようでした。
戻ってきてひと仕事
今季は距離も短かったので、あまりバイクにも虫がついておらず、すぐに格納することが出来たのですが、せっかく小屋に来たんだからと少し野菜を収穫していくことにしました。
で、ちゃちゃっと収穫すること30分
最盛期のサヤエンドウのほか、ズッキーニやナス、青南蛮にほとんど終わりかけの苺を少々。
ちょっと疲れたので、苺で糖分を補給して帰宅しました(笑)。